ホーム日付順 | 地域別 | お気に入り


トロンパスを越えて、アンナプルナ・サーキット

2019年4月21日〜5月10日
ヒマラヤ観光 主催
 参加者:3名
地図はこちら

 足を四五歩進めては深呼吸する、そんな動作の繰り返し。 思わず、何をしてるんだろう、と自問自答してしまいました。 トロンパスのベースキャンプを過ぎ、一面の雪の原の中、じりじりと高度を稼いでいます。 なだらかな路が続いているので、あと少しと思いながらも、なかなかたどり着けません それでも、いつの間にか傾斜が緩くなって、ようやくでトロンパスThorong Laに着いた時には、万歳を叫んでいました。 後は、ムクチナートへの1700mの降りが待っています・・・。

 私のヒマラヤ詣でも四度目になり、少しは長いコースが好いな、と選び出したのがトロンパス越えのアンナプルナサーキットのコース。 アンナプルナ内院とは山向うになるので、アンナプルナ山群を違った角度で眺めることができます。 また、カリダンダキを下るときにはダウラギリ山群の展望が得られるし、 何といってもプーンヒルの眺めは素晴らしいものだろうし・・・。
 実際には、春の天候で雲が多く、少し不安定かもしれない空模様の下でしたが、 それでも素晴らしい光景を見せてもらえたのかな、と思います。

 前回アンナプルナ内院に出かけたのは2003年。 あれから16年が過ぎ、今回歩いた「トレッキング・ルート」でも、かなり車道が登ってきているようでした。 それまでに、素晴らしい光景・展望を目に焼き付けられるよう、怠りなく準備だけは進めていたいと思います。 「再び」を期待して!!



  • 4月21日 東京(成田)発->バンコク着

    東京(成田)発、タイ航空にて空路、バンコクへ。 着後、ホテルへ。

  • 4月22日 バンコク発->カトマンズ着

    バンコク発、タイ航空にて空路、ネパールの首都 カトマンズ(1300m)へ。

  • 4月23日:カトマンズからベシサハールまで

    ガイド・スタッフと共に陸路、マルシャンディ川奥地の基地ベシサハールへ(車:約8時間)

  • 4月24日:ベシサハールからチャーメまで

    ガイド・スタッフと共に、未舗装の路を四輪駆動車でチャーメ(2670m)へ(車:約6時間)

  • 4月25日:チャーメからピサンへ

    トレッキング開始。 マルシャンディ川左岸の松林を歩き、川を渡って急坂で尾根に取りついた後は、 右前方にピサンピークを見ながら緩やかな路をたどってピサン(3200m)へ (約8時間)

  • 4月26日:ピサンからマナンへ

    マルシャンディの川沿いに、右岸から左岸へ、再び右岸に戻って、かつての王国マナン(3540m)へ。 アンナプルナ山群の眺望が楽しめる一日です (約6時間)

  • 4月27日:マナン滞在

    午前中は裏山のゴンパへ。300mちょっとで大きく展望が変わります。午後はマナンの集落を散策。

  • 4月28日:マナンからヤクカルカへ

    ようやく本格的なトレッキングルートに。 マルシャンディの川沿いに歩き、アンナプルナ山群を背後に、放牧地ヤクカルカ(4018m)に向かいます。 (約4時間)

  • 4月29日:ヤクカルカからトロンフェディへ

    段々と緑が少なくなる路を登り詰めて、マルシャンディ側の最奥の宿泊地トロンフェディ(4450m)へ(約6時間)

  • 4月30日:トロンフェディからムクチナートへ

    急登からサイドモレーンでベースキャンプを通過した後は、残雪もあるなだらかな斜面をたどり、 トロン・パス(5410m)へ。 パスでの展望を楽しんだ後、長い急坂をムクチナート(3760m)へ下ります (約8時間)

  • 5月1日:車でムクチナートからラルジュンへ

    トロン川沿いにカグベニに出、カリガンダキ本流沿いの路をラルジュン(2500m)へ向かいます。 途中、街道随一美しい村マルファに立ち寄ります (車:約4時間)

  • 5月2日:ラルジュンからガサへ

    交易の街道カリガンダキに沿って、コケタンティから左岸の旧街道をたどった後、 カロパニ?で右岸の自動車道に戻り、レテを経てガサ(2100m)へ (約4時間)

  • 5月3日:ガサからタトパニへ

    Thaplyangでカリガンダキ川を渡り左岸の旧街道へ。 Pairothapla、コップチャパニKopchepani、Gadpar、と村を通り抜け、Banskotで右岸に戻って、 車道を温泉の村タトパニ(1190m)へ (約5時間)

  • 5月4日:タトパニからシーカへ

    カリガンダキ川を離れて急坂に取りついた後、棚田の拡がるなだらかな路をたどって、 ガーラを経てゴレパニへの中間地シーカ(1935m)へ (約4時間)

  • 5月5日:シーカからゴレパニへ

    ダウラギリ山群、アンナプルナ南峰の展望を楽しみながら、 緩やかな山路をアンナプルナ山群の展望地ゴレパニ(2850m)へ (約5時間)

  • 5月6日:ゴレパニからプーンヒルを往復後、ヒレへ

    アンナプルナ、ダウラギリ山群の展望台プーンヒル(3190m)を往復。 朝日に輝く山岳展望が楽しみ(約3時間)
    往復後、石楠花の樹林帯を歩き、ウレリからの急坂の石段を下り、対岸のヒレ(1540m)へ(約4時間)。

  • 5月7日:ヒレからナヤプル、ポカラへ

    ヒレから少しで車道に変わった路を歩き、ビレタンティを経由して、 トレッキングの終点ナヤプル(1070m)へ(約3時間)。
    車でサランコット経由でポカラに戻ります。

  • 5月8日:ポカラからカトマンズへ

    空路、ポカラ空港からカトマンズへ。着後は自由行動。お土産購入に忙しい・?

  • 5月9日:カトマンズからバンコク経由、成田へ

    10時過ぎに空港へ。空路、バンコクへ向かい、空港内で乗り継ぎ便を待ちます。

  • 5月10日:成田着

    早朝成田に到着、入国手続き後、荷物を受け取って解散、ツアー終了です。


[戻る]

制作:加藤 輝男 2019年5月20日
Copyright @ 2019 by Teruo Katoh