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足慣らし?の八ヶ岳:赤岳主脈
2019年8月4日(日)〜5日(月)
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 山仲間が8月の終わりに奥穂高岳の計画を立てていて、その足慣らし?ということで、八ヶ岳主稜縦走のお誘いが届きました。 巷は最高気温35℃以上の猛暑日が続いているので、スッキリ眠れるなら、と同行させていただくことにしました。 コースは、2年前と同じ左回りの赤岳→横岳→硫黄岳。 ただ、今回は初めてヘルメットを用意しました。

第1日目:
 美濃戸(0825)→行者小屋(1030-1100)→阿弥陀分岐(1110)→中岳分岐(1210)→赤岳(1255)
 小淵沢から美濃戸へ到着し、南沢へ進みます。 沢沿いの綺麗なコケに初めて気が付いたような気がします。 なんか路が付け替えられているよね?と話しながら、ゆったりと歩いていたら、行者小屋に到着。 朝食をいただいた後、文三郎路へ入ります。 段々と上がってくるガスに追い立てられて、中岳分岐から竜頭峰を廻り、赤岳に着いたのはお昼過ぎでした。
南沢へ向かう 一面に瑞々しい苔 行者小屋に到着 振り返ると緑深き森
金網階段が続く 赤岳西壁
赤岳へのルンゼ状の分岐 ガスの中の赤岳山頂
 山頂に到着したものの、周りはガスで真っ白なのでお昼寝タイム。 夕方には少しだけガスが切れてきたので、写真タイムに早変わり。
諏訪湖に反射した夕陽 薄っすらと富士山の頭だけ 権現岳の向うに甲斐駒と仙丈 夕陽が赤い
 夜中に目が覚めたので外に出てみると、満天の星空!。 慌ててカメラと三脚を持ち出して、星空の写真を撮っていました。 ちゃんと撮れているでしょうか・・・?
星空‐北方の横岳 星空‐西方? 星空‐東方、富士山?
第2日目:
 赤岳(0555)→赤岳展望荘(0620)→横岳(0735-40)→硫黄岳山荘(0820-30)→硫黄岳(0855-0900) →赤岩ノ頭(0920)→赤岳鉱泉(1100-1130)→堰堤広場(1240)→美濃戸(1335)
 未明、空は快晴!。一つも雲がなかったので朝焼けは望めなかったけれど、 忙しく四囲の山々や御迎光の写真撮影にいそしんでいました。
未明−奥秩父の山々 未明‐八ヶ岳北部 赤岳北峰の向うに浅間山 御迎光
富士山‐陽の出 権現岳の向う、北岳、甲斐駒、仙丈 中央アルプス遠望
阿弥陀岳越しに、御嶽山(左)と乗鞍岳 御迎光に見入る登山者
 赤岳を後に、主稜の縦走路へ向かいます。天望荘を過ぎ、横岳のクサリ場へ。 月曜日でもあってすれ違う人も少なく、日ノ岳、鉾岳、三叉峰と順調にこなして、 主峰の横岳を過ぎると、硫黄岳山荘に到着、一休止です。
稜線を横岳へ 凛々しい阿弥陀岳 横岳へ踏み込む 赤岳の肩に富士山
ゴゼンタチバナとリンネソウ? イブキジャコウソウ? タカネニガナ? ミネウスユキソウ?
ミヤマオダマキ 光輝く小海盆地? 無名峰?にて 横岳(奥ノ院)
北アルプス遠望 硫黄岳の向うに浅間山 硫黄の鞍部へ
 硫黄岳に登り返した後は、赤ザレの路を赤岩ノ頭へ、そして樹林の中を赤岳鉱泉へと降ります。 樹林帯の中でも微風があって、汗をかくこともなく赤岳鉱泉に到着しました。 赤岳鉱泉で食事の後、北沢沿いの路をたどり、林道に変わった路を美濃戸へ向かいます。
硫黄岳山頂に到着 車山高原の向うに北アルプス 樹間に阿弥陀岳 大同心と横岳の稜線を振り返る
キバナコマノツメ? ゴゼンタチバナ シナノオトギリ? ミヤマアカバナ??
 下山後は、美濃戸から小淵沢まで送ってもらい、丁度始発の高尾行きに乗車して帰ってきました。 二時間と少しのチイ旅でした。
 
 初めに書いたように、今回の山行は足慣らし。なので、初めてのヘルメット装着でした。 登りで大汗をかいたりしたけれど、思ったよりも涼しく感じられたかな〜。 ロープワークの練習もしよう、とも考えていたのですが、すっかり忘れてしまいました!。
 今回の山行は梅雨明け直後の夏山真っ盛り。 何故かこの時期に八ッに来るのは初めてで [[南アとか北ア、東北などへの遠征に出かけていることが多いのでしょう]]、 こんな綺麗な苔を見たのは初めてのような気がします。 また諸事情により土曜日の夜を外したので、小屋も登山路も混み合うこともなく、気持ちよく過ごすことができました。 天候もいくらか安定してきたような気がしており、二日目は中部山岳が丸見え!の絶好の展望でした。 こんな山行はいいものです ^_^;;。

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制作:加藤 輝男 2019年8月20日
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