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中央線:奈良倉山から権現山・扇山へ
2019年6月14日(金)
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 梅雨入りしてからぐずついた空模様が続いていましたが、ポッカリと雨マークのない金曜日。 この貴重な日に何処へ行こうか、と資料を引っぱり出して、奈良倉山〜権現山の稜線を歩くことにしました。 下りは、電車の便が良い中央線に出るために、権現山から扇山を越えることにします。 全コースでは八時間以上の歩きになるかな・・・。 標高1300m前後の尾根が続くこのコース、少しは涼しく感じられるでしょうか。

 深城ダム(0655)→奈良倉山(0855-0905)→佐野峠(0945)→西原峠(11015-30) →小寺山(1055)→大寺山(1125-30)→三ッ森北峰(郡内鋸岳)(1205-15)→尾名手峠(1222) →麻生山(栗干場)(1250)→オクノ沢ノ頭(1316)→権現山(1350-1400)→浅川峠(1450) →曽倉山(マルガ頭)(1512)→扇山(1550-55)→梨ノ木平(1640-45)→鳥沢駅(1740)
 早朝に猿橋営業所始発のバスに乗って、深城ダムの手前で下車し、道路脇の危なげな階段に取りつきます。 滑りやすそうな急傾斜を通り過ぎて、尾根に乗ったら一安心。 それでも、稜線を走る林道に着くまでは、細い急な路の連続でした。赤テープを頼りに歩きます。 電波反射板を過ぎ、林道を横切ると、少しで広々とした奈良倉山の山頂です。 休憩していたら、雲の中から富士山が頭をのぞかせました。
深城ダム手前の階段が登山口 深城ダムを振り返り見る 細い急傾斜の路が続く 赤テープが頼り
赤テープが頼り マルバウツギ 電波反射板を越えると・・ 林道から左へ登山道へ
奈良倉山の山頂 雁ヶ原摺山の方向 雲の中から富士山が顔を出す
 奈良倉山から降ると少しで再び林道に出会います。 尾根筋のその林道をたどって、佐野峠を過ぎ、西原峠へ。 赤テープの細い路を見つけて、尾根に取りつきました。 小さなアップダウンをこなし、小寺山、大寺山と通り過ぎ、下って登り返したところが三ッ森北峰です。
再び林道に飛び出す 佐野峠? ミヤマカタバミ ヤマツツジ
西原峠 ジシバリ? オカタツナミソウ? 大寺山にて
 鋸尾根への立派な道標を見送って、左(東)へ稜線をたどります。 数mの露岩を二度通りぬけると麻生山。 緩やかな尾根の路をたどり歩き、オクノ沢ノ頭を過ぎると、権現山への緩傾斜の登りが始まりました。 浅川峠への分岐を見送ると、少しで権現山の山頂に到着します。 樹木に囲まれていますが、樹間に富士山、奥多摩、大菩薩の山々がのぞいていました
三ッ森北峰(郡内鋸岳) 露岩を越える 麻生山 ニガナ?
フタリシズカ 浅川峠、扇山への分岐 権現山に到着 どうにか頭を覗かせた富士山
 何度か歩いた路を権現山から扇山へ向かいます。浅川峠へとグンと下がって扇山への登り返し。 1時間位かなと気楽に考えていたのに、2時間近くかかってしまいました。 扇山からも、梨ノ木平への下りと鳥沢駅への車道歩きが残っているというのに・・・
浅川峠 曽倉山からの登り 富士山は雲の中、扇山にて
 鳥沢に着いたのが夕方の5時40分、丁度の電車に乗って帰って来られましたが。。。
 
 晴れの予報とは言えやはり梅雨の合間には変わりなくて、湿度が高くて遠望はきかず・・・。 富士山を見られたのは拾い物でした。 雲がありそれ程暑くなかったのは善かったですが、それでも晩秋〜春先にかけての、葉が落ちている頃の方が気持ちよく歩けるのかなと思います。
 詳細なコース情報がなかったので、地図を見ながら8時間位かな、と思い出かけたのですが、 目標地点に近付く度に、遅れている時間がドンドンと長くなってしまい、焦りました。 結局鳥沢駅まで10時間半!もかかってしまい、予想外でした。 ちゃんと調べないとダメですね。

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制作:加藤 輝男 2019年6月18日
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