奥多摩:雲取山から石尾根を歩く 2018年11月10日(土)〜11日(日) |
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秋の山行、雲取山へのテント山行としました。 来春に奥多摩小屋が閉鎖となり、テント場も使えなくなるとの情報で、そう言えば奥多摩小屋でテント泊したことがないな、と。 一日目は奥多摩小屋までなので、少しだけ楽チンですね。 二日目は、久しぶりに石尾根を奥多摩駅まで歩こうと思います。 | |||
第1日目: 鴨沢(0640)→小袖乗越(0705)→堂所(0830-35)→七ツ石小屋(0920-40)→ブナ坂(1010) →奥多摩小屋(1035) |
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始発の電車・バスを乗り継ぎ、鴨沢から登山道へと入ります。 谷沿いのガスは雲海のようで、登るに従って陽射しが出てきました。 登山道脇の黄葉や紅葉を愛でながら歩き、堂所へ。 段々と急になってくる路を一頻り登り詰めると、七ツ石小屋に到着、富士山と対面します。 | |||
水場を過ぎて、巻き路をブナ坂へ。 尾根を一段、二段と登れば、奥多摩小屋に到着しました。 時計を見れば、まだ10時半、混み合う前にテントを張ってしまいます。 | |||
晴れていた空は少しづつガスが湧いてきて、昼過ぎには周りは一面真っ白に・・・、ついてない。 仕方なく雲取山山頂に向かうのをあきらめ、早々に不貞寝です。 | |||
第2日目: 奥多摩小屋(0450)→雲取山(0550-0615)→奥多摩小屋(0645) 奥多摩小屋(0715)→七ツ石山(0750-0800) →千本ツツジ(0820)→鷹ノ巣山避難小屋(0900-20)→鷹ノ巣山(0945-50)→水根山(1020) →六ツ石山分岐(1100)→三ノ木戸山分岐(1130)→林道(1225)→奥多摩駅(1300) |
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未明、ガスが晴れそうかな、との期待で、カメラ関係だけを持って雲取山山頂まで向かいます。 が、一向にガスは晴れず、朝富士も御迎光もかないませんでした。 | |||
早々にテントを撤収して、石尾根を歩き始めます。 今日の登りは、七ツ石と鷹ノ巣の二か所だけ!。 奥多摩小屋を出発して、ブナ坂へ降りて七ツ石に登り返し。振り返る雲取山頂は頭だけガスの中でした。 稜線脇の水源巡視道を軽快に飛ばして、鷹ノ巣避難小屋へ。 一息栄養補給の後、じっくりと鷹ノ巣山へ向かいます。 | |||
展望のない鷹ノ巣山を後に、稜線をたどって石尾根の縦走路を水根山、城山と通り過ぎます。 六ツ石山はパスし、三ノ木戸山の分岐を直進して、絹笠へ。 車道に出れば、奥多摩駅ももうすぐです。 | |||
奥多摩駅で丁度の電車に飛び乗ったおかげで、三時には自宅でお茶の時間になりました。 | |||
奥多摩小屋でのテント泊と、ついでに年賀状用の富士山の写真と、と考えて出かけた雲取山でしたが、 ガスが上がってきたおかげで台無しでした。 気温が高く、朝方でも3℃、テント内は7℃と晩秋らしからぬ気温だったせいでしょうか。 ここ二週間程続いた天候不順の後の、快晴の週末だっただけに、テントサイトは大混みでした。 | |||
先週の棒ノ折でも紅葉は終わりかけでしたが、ここ雲取で・石尾根でも状況は同じ様で、 登山口から少し上がったところ、1000m位のところ?までしか紅葉は残っていませんでした。 それでも、それだからこそ?、石尾根の路は落ち葉を踏む、優しい路になっていました。 | |||
雲取山から奥多摩駅までの石尾根、全コース歩き通したのは少し久しぶりかもしれません。 少しは気温が高めなのが予想されていたから、ですが、 荷物を極力軽く抑えて30Lにパッキングできたこともあり、快調に路をたどることができた気がします。 それでも、六ツ石を越えると展望がなくなり、少し単調な路になってしまうのが少しだけ欠点かもしれませんね・・・。 |
制作:加藤 輝男 2018年11月13日
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