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大岳山を越えて、高岩山から天地山へ
2018年6月2日(土)
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 最近見つけた多摩の山の天地山と高岩山。 まだ歩いていない両方の山をつなげるために、大岳山を越えることにしました。 どちらから入るのか悩みましたが、バスの時間の都合で養沢に入り、まず高岩山に取り付きます。 そうすると、鋸尾根から天地山へと降ることになりますが、この分岐を上手く見つけられるか、 が鍵になりそうですね。

 大岳鍾乳洞入口(0730)→高岩山(0900)→上高岩山(0927-40)→芥場峠(0955)→大岳山荘(1020-25)→大岳山(1038-1105) →鋸山(1200-05)→分岐(1210-15)→天地山(1248-1300)→林道(1355)→海沢大橋(1410)→白丸駅(1425)
 武蔵五日市駅前からバスに乗車して大岳鍾乳洞入口で下車、 養沢神社の右脇をすり抜けて転がり落ちるような急坂を慎重に登り詰めます。 大名子ノ頭を過ぎるとしばらくは緩やかな路になりますが、少しばかりの岩を通過すると高岩山に到着、一本です。 再び急坂を登り詰めると、展望デッキのある上高岩山でした!。 正面に日ノ出山が、振り返ると、ドンとした大岳山が見えています。
神社の右後ろが登山口 急坂が一段落 少し落ち着いた路 大名子ノ頭に到着
路が急になる 樹を抱きかかえてすり抜けた 高岩山にて 上高岩山も近い?
上高岩山の展望台 大岳山を望む
 上高岩山の本当の山頂を踏んだ後は、尾根の巻き路を通って、芥場峠へ。 御岳山からの登山者が多くなった路を踏み、大岳神社から大岳山山頂に飛び出しました。 三頭山や御前山の展望を愛でながら、昼食です。富士山は見えなかったですね。
何度目か降って登り返し 上高岩山の本当の頂上 芥場峠に到着 大岳山へ岩場を越える
大岳神社を過ぎて 大岳山にて 御前山(右)と三頭山、大岳山から
 大岳山から岩場と鎖場を下ると、しばらくはなだらかな路をたどり、急登を登り返すと鋸山でした。 鋸山から右手を注意しながら歩いていると、赤テープを発見!。 地図で何度も確認して、小尾根に踏み出しました。 微かな踏み跡をたどって急坂を降り、鞍部からは露岩帯の登り返して、ようやくで天地山に到着しました。
大岳山の降りの鎖場 鋸岳にて 稜線上の天地山分岐 最低鞍部から登り返す
天地山へ、ロープの路が続く 露岩帯を越えると・・・ ようやくの天地山 見える稜線は、長沢背稜?
 滑りそうな急坂を20-30mも降ると、はっきりした尾根にのって、踏み跡が続きます。 ドンドンと標高を下げていって明るい伐採跡地へ。悩みながらも突っ切るといきなり林道に変わりました。 適当に脇道を探しながら歩いて、民家の脇から車道に出ます。
天地山から下り、最初は急坂 尾根筋の降りが続く 開けた伐採地に飛び出す 川苔山(中)と本仁田山(左)
林道に飛び出した
 下野からは車道になり、海沢大橋を渡って青梅街道に出て、ようやくで白丸駅に着きました、フ〜。 一休みする間もなく到着した電車に飛び乗ると、順調な乗り換えで帰り着きました。
数馬のトンネル 白丸駅の駅名標、このデザインは初めて 天地山遠望、白丸駅から
 
 養沢神社からの高岩山への登山道は、7-8分で100m、30分で300mを登る、それこそ転げ落ちそうな急坂でした。 800mから上は露岩も現れましたから、サブコースだとしても厳しい路であり、下山にとるには要注意と思います。 上高岩山の展望デッキからは、日ノ出山を始めとする山々の展望が期待できそうですよ。 [本当の山頂は80m程少し先です]
 鋸尾根からの天地山は、分岐に指導標はなく、赤テープのみ、なので注意して下さい。 少し藪っぽい降りが鞍部まで続きますが、迷うことはないだろうと思います。 鞍部からの登り返しは、短いけれど、ロープのザレ場や露岩帯もありました。 何故だか、昨秋の大馴鹿峠を思い出していました。 天地山からの降りは最初の10-20mがわかりにくかったですが、テープを信じて?踏み出します。 尾根にのると、踏み跡が続いているのが見つけられると思います。 伐採地から林道までの路も迷いやすいかもしれません。私は結局突っ切ってしまいましたが・・・。
 歩く人の多いメインコースから外れた、サブコースの高岩山と天地山。 天地山山頂で一人見かけた他は、人に出会うこともなく、本当に静かな山路でした。 歩く人の多い奥多摩の山々の中に、こんな山があるなんて、なんか嬉しくなってしまいます。

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制作:加藤 輝男 2018年6月3日
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