雪を楽しみに西丹沢:畦ガ丸 2018年2月11日(日)〜12日(月) |
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三連休。土曜日の夜に雨が降りました。 きっと山の上では雪だろうと期待して、 少しのんびりと避難小屋に一泊を、ということで立てた計画が、畦ヶ丸の避難小屋泊。 数人で一杯になる小さめの小屋ですが、のびやかな山頂近くにある気持ちよい小屋です。 このコース、稜線歩きなのに灌木が多くて展望がないので、レンズはズームの一本だけにして、少し身軽にしました。 初日は畦ヶ丸に登るだけ、二日目は西丹沢の稜線を歩いて、再び西丹沢に戻る周回コースになりました。 雲が多めの空の下、いつもより少しだけゆっくりの朝です。 | |||
第1日目: 西丹沢(0950)→権現山分岐(1030-35)→善六のタワ(1200-05)→畦ヶ丸(1320) |
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西丹沢から吊橋を渡り、西沢へ。思ったより雪が少ないようです。 沢にかけられた木橋で左岸と右岸を行き来しながら、下棚沢、本棚沢と合わさると、沢を離れて山腹にとりつきました。 少し雪(と氷)の残る滑りやすい路をたどって、涸れ沢を越え、小さな上り下りを過ぎると、左手に巻き始めると、ようやくで善六のタワに到着。 連続のハシゴ登りを抜けて、一つピークを乗っ越すと畦ヶ丸の山頂が見えてきました。 最後の登りをじっくりと詰めると、畦ヶ丸の山頂に。避難小屋はその少し先でした。 | |||
第2日目: 畦ヶ丸(0630)→モロクボ沢ノ頭(0700-05)→ハン木ノ頭(0735)→水晶沢ノ頭(0845)→白石峠(0900-10) →滝展望地(1055)→林道終点(1025)→用木沢出合(1055)→西丹沢(1120) |
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翌朝、陽の出を待って出発!。雪を蹴散らして急傾斜を降りるとモロクボ沢ノ頭。 雪が少なくて黒い地面がのぞいていました。右へ尾根路をたどります。 東〜南斜面は雪がなく、北斜面に残るだけ。黒い地面には雪解け水が氷っていたり、と歩きにくい・・・。 歩くのが楽しくなくて白石峠に到着したらソソクサと降り路に入ってしまいました。 | |||
白石峠直下は氷の路、途中の斜面も雪が少なめで却って歩きにくいこと。 ドンドンと高度を下げていくと、やがて沢沿いになり、砂防ダムを乗り越え、木橋で右岸と左岸を往復したり。 路が広くなってきたら用木沢ノ出合の近くに。右へ舗装路を歩けば、昨日出発した西丹沢に到着します。 | |||
西丹沢からのバスは10:40の次はなんと14:40!。 3時間以上も時間があるので、ゆっくりと昼食してお茶の時間をして・・・。 ビジターセンターで暖まらせてもらって、ようやくのことで、バスに乗車できました、長かった・・・。 | |||
10日から12日朝にかけての雨は、西丹沢でも雨だったよう。 さらに11日の気温上昇でずいぶんと雪は溶けたのでしょう。 思ったよりも雪が少なくて、却って歩きにくくて、雪遊びを楽しみに!来たのに・・・。 西丹沢はにはこの時期に何回か来て、何回か避難小屋泊りをしていますが、 雪が多くて大変だった記憶しかなかったのです。 | |||
今回(も)泊まらせてもらった畦ヶ丸の避難小屋。 10人も泊れば大混雑!の小さな小屋ですが、今回は延べで5人とゆったりできました。 しかも、小屋の真ん中にはデンと薪ストーブがあります!。 12日昼間は気温が上がったこともあって、小屋内の最低気温-0.4℃と暖かで、 夜中も寒さに震えることもなくグッスリと眠ることができました。 いつもは余裕がなかったのですが、暖かな避難小屋はいいものだ!とつくづく感じました。 |
制作:加藤 輝男 2018年2月14日
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