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雪の残る、陣馬山から要倉山
2018年1月28日(日)
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 22日の大雪も一週間が過ぎ、少しは落ち着いたろう、と期待して、行き先を探した結果、陣馬山の先の要倉山に決定!。 藤野駅から歩き始め、陣馬高原下からのバス停「関場」に降りるコースを採ります。 行程は5時間程度と予想し、寒さも厳しいので、いつもより少し遅めに藤野駅に降り立ちました。

 藤野(0655)→登山口(0730-40)→陣馬山(0910-30)→和田峠(09455-50)→醍醐丸(1050-55) →尾根分岐(1130-40)→本宮山(1220)→本郷山(1240-45)→要倉山(1315)→送電塔(1345-50)→関場(1410)
 藤野駅からはバス道を歩いて、一ノ尾尾根の登山口へ。ここで、ストックとスパッツを用意します。 高度が上がると共に雪が増えてきたものの、トレースはあるので、快調に飛ばして、9時過ぎに陣馬山山頂に到着しました。 薄雲があって富士山は隠れていますが、江の島や筑波山、遠く日光奥白根?が見えていました。 展望を愛でて一休止した後、木段を降って和田峠を通り過ぎ、林道をたどって、中谷山尾根入口へ。
一ノ尾尾根の登山口 雪のコースを歩く 陣馬山山頂の茶屋が見えてきた 相模湾の江ノ島の遠望
薄っすらと筑波山 薄っすらと、日光白根山? 和田峠へ、雪の木段 中谷山尾根入口
 稜線の尾根歩きだから楽チンだろう、と思っていたのがとんでもない!。 最初に越えたメシモリ岩山を急降りし、尾根沿いを「高茶山→」で再び右下に急降り。 本宮山を登り返すと、皆採された雪のない植林帯に着き、陽だまりで一休止。 少しの分岐で、本郷山、要倉山、と往復したら、北に醍醐川が見えてきて、ようやくで少し気分的に楽になりました。 それでも急降りは何度か続いて、送電塔を越えると、足元に見える人家に向かって本当に最後の急降り!!。 あれっ?ていう感じで、山径から車道に飛び出しました。
「高茶山→」で右に急降り 本宮山山頂にて 皆採された展望の地、遠景は関東平野 植林帯脇の急降り
要倉山にて 北側の展望、入山・鳥切場 東に送電塔が見えてきた わずかに雪の残る急降り
 関場のバス停では20分位でバスが到着、バスに乗車してほっと一安心・・・、約30分で高尾駅へ帰り着きました。
 
 22日の大雪は、ここ八王子で約30pの積雪でした。 山の中はもっと多いだろうと思っていたのですが、さすがに一週間近く経っているためか、陣馬山の山頂でも10cm位だったでしょうか。 それでも気温が低い日が続いているので、ツルツル氷になっている箇所は少なく、思ったより歩きやすかったかもしれませんね。
 空はすこし雲が多めでもあり、雪の富士山を展望することは叶いませんでしたが、 それでも、江の島、筑波山をはじめ、日光白根山?や奥秩父の山々まで見えていたので、大満足でした。
 肝心の中谷山尾根ですが、雪山で初めてたどるコースとしては、少々厳しいコースでした。 複数人のトレースがあったので、どうにか歩き通せたものの、もしトレースがなければ歩き通せなかったかもしれません。 前日(27日)に関場→和田峠と登られたようです。 また、和田峠からは急降りになることが多かったので、関場から登りにとる方がお勧めでしょうか。 それでも、こんな近郊の山で雪を蹴散らして歩く経験ができたことは、大満足!の一日でした。

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制作:加藤 輝男 2018年1月30日
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