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丹沢:大山から尾根をたどる
2017年12月2日(土)
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 初めて大山へ出かけたのは昨秋ですが、その後、大山から秦野駅まで歩くルートがあるのを知りました。 いつか行ってみようと思いながらも、雨の多い10月が過ぎてもう12月。 紅葉の大山はまだ人混みの心配はあるものの、好天に誘われて出かけることにしました。

 ヤビツ峠(0800)→大山(0910-15)→十六丁目(0945)→蓑毛越(1015)→不動越(1055) →高取山(1115)→念仏山(1155)→善波峠(1215)→弘法山(1235-45)→権現山(1255-1300)→秦野駅(1340)
 心持早めに着いた秦野駅でしたが、駅前には早やバス待ちの長蛇の列!。 それでも、臨時バスに乗ることができ、無事ヤビツ峠着。 表尾根へ向かう人々を尻目に、右へ大山への路に入ります。
 落ち葉を踏みしめる静かな尾根路をたどり、一路参道へ。 途中振り返ると丹沢表尾根や富士山が見えていました。 最後の急坂を登りきると大山山頂です。 まだ時間も早いせいか人混みでもなく、静かな山頂で展望を楽しんだ後、表参道を急降りとなりました。
ヤビツ峠にて 落ち葉の路 鎖?何故か 大山山頂が見えてきた
霜の降りた木道 丹沢表尾根稜線 キリっとした富士山
大山参道の分岐 大山山頂へ 丹沢主脈は雲に隠れ気味
 丁目毎の石碑を追いかけながら、十六丁目の蓑毛への分岐標で右へ。 急坂をドンドン降り、蓑毛越でようやくひと段落。 落葉広葉樹林帯になり、色づいた黄葉を愛でながら、落ち葉を踏みしめながら、の路に変わります。 樹々の向うの眺めを想像しながら、ノンビリと尾根をたどって行きます。 しかし、標高はないのに、結構アップダウンがあって面倒な路が続きます。
山頂北面は一面の霜 西の峠にて 一面の黄葉の中を行く 蓑毛越に到着
お不動様(不動越) 木段の急登り 黄葉が美しい 黄葉が美しい
 高取山、念仏山を通り越して、善波峠を過ぎると、里山の感じになってきました。 弘法山一帯は園地になっているのでハイキング(というよりも散策)の人が多くいました。 権現山の展望台で四囲の眺めを楽しみ、浅間山から急降りで登山口?へ。 ゆるゆると車道をたどると、朝バス待ちをした秦野駅に到着しました。
高取山にて 急降りの路 あれは念仏山?? 落ち葉でフカフカの路
登り路 念仏山にて 善波峠、弘法山は右へ 黄葉の中の路を行く
黄葉の中の路を行く 弘法山の釈迦堂 黄金色がまぶしい銀杏の落葉 きれいな紅葉
箱根方向、権現山から 富士山方向、権現山から 大山再見! 山肌の急なジグザグ路
弘法の清水
 秦野駅からの電車を町田駅で乗り換え八王子着。 まだ昼とも言えそうな早い時間だったので、混み合うこともなくノンビリと帰り着きました。
 
 ヤビツ峠から大山を経て蓑毛峠までの路、急坂が続くのに、展望が得られる場所はあまりなく、キツイだけの路だったかもしれません。 朝は晴れ上がっていたのに、谷間に残っていた雲がだんだんと上がってきて、展望の邪魔をするし・・・。 ノンビリとした尾根歩きなら、後半の蓑毛越から歩く方が善いのでしょうか。 途中、鶴巻温泉なり、東海大学前なり、のコースもありますし、また、麓への分岐があるのでバス停までも遠くないようです。 それでも、標高の割に繰り返し上り下りがありますので、ご注意を・・・。
 朝のバス待ちの人の列には驚いたものの、時間も早かったのか大山の山頂は人影もまばら、 たどった尾根も人は少なく、静かな径を気持ちよく歩くことができました。 蓑毛越からは里山の感じのする路となるので、黄葉のこの時期よりも、早春の頃の方が好ましいでしょうか。 若葉の芽生えの頃、きっと足元の花たちを探しながら歩くことができますよ。

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制作:加藤 輝男 2017年12月3日
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