水辺の路を奥多摩:獅子口小屋跡へ 2017年7月9日(日) |
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真夏日になった土曜日の午後、明日こそは避暑に逃げ出そうと、あれこれとコースを探しました。 ふと目に付いたのは、獅子口小屋。 ずいぶんと前に一度歩いた記憶はあるのですが、コースの記録がないですね。 清東橋でバスを降りて、しばらくの林道の後、沢沿いの路に降りて、詰めたところが獅子口小屋(跡)。 沢沿いなので少しは涼しいと期待できますよね。 川苔山近くの稜線に出た後は、赤久奈尾根をたどって、川井駅に降りれば、丁度一回りになります。 | |||
清東橋(0651)→奥茶屋(0701)→分岐(0745)→獅子口小屋跡(0915-25)→横ヶ谷平(1000) →曲谷巻き路(1025)→赤久奈山(1130-35)→古里分岐(1205)→川井(1300) | |||
川井駅でバスを捕まえて清東橋で下車。舗装路をそのまま歩いて、林道になり、ダートになり・・・。 左手に指導標を見つけて、沢沿いの路に入ります。 深緑の木々に囲まれた水の流れを、朽ちかけた木橋で渡ったり、飛び石で渡り返したり。 流れには小滝もあったりで涼しさ満載の路を、結構楽しみながら歩くことができました。 坂路がすこし急になったかな、と思う頃、獅子口小屋(跡)に到着しました。 | |||
少しの休憩の後、急傾斜をぬう路を黙々とたどり、30分後に着いた稜線は涼しい微風が吹き抜けていました、ふ〜〜。 川苔山は何度か行ったのでパスして、曲谷峰も巻いて、赤久奈尾根に抜けました。 | |||
植林帯とは言え、いくらかの風に身を任せて、歩き進めます。 途中の林道を横切って、展望のない赤久奈山を過ぎ、古里への分岐を見送ると、だんだんと傾斜がきつくなってきました。 足元で沢音が聞こえ、遠くにレールが見えるようになっても、まだまだ標高差が縮まらない・・・。 水源タンクの傍を通り抜け、舗装路に出たときはホッとしました。 | |||
風が通り抜ける川井駅で見た温度計は34℃。今日も東京は熱いのだろうな・・・。 川井駅でガラガラだった電車は御岳駅で空き席が無くなる程でしたが、それでも小一時間で八王子に帰り着きました。 | |||
一時間余りの緑濃き水辺の路。 登山口に着くまでが大変かもしれないけれど、微風になれば、体中で涼しさを感じることができる、楽しみな路でした。 苔生した木橋はちょっと心配でしたが結局は問題もなく、でも、慎重に通過して下さいね、また道標もしっかししています。 水辺の、沢沿いの路は足元が悪いので通過は慎重に!。 |
制作:加藤 輝男 2017年7月17日
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