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スズランの里から、御坂山塊を縦走
2017年5月21日(日)
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 五月も後半に入った頃、どこかへ行きたいなと考えていて、フッと芦川のすずらんを思い出しました。 ネットで探すと、週末の土日(5月20日・21日)!。慌てて、出かけることにしました。 前回はすずらんの里の後、釈迦ヶ岳へ向かったので、今回は黒岳へ。 御坂山塊を歩いて、何処に降りようか、と地図を見ていたら、少し離れた清八峠が目に留まりました。 旧御坂峠から清八峠の間は歩いていないし、清八峠からの急降りはあるものの何度か歩いた路で笹子駅まで届くし・・・。 送迎バスの都合で歩き始めるのが遅くなってしまいますが、何とか日暮れ前には笹子駅に着くだろう、と計画を立てました。

 すずらんの里(1105)→日向坂峠(1130)→黒岳(1235-1310)→御坂峠(1340-45)→御坂山(1420-30) →天下茶屋分岐(1455)→八丁峠(1537)→八丁山(1555)→清八山(1620-30)→清八峠(1635) →林道(1725)→国道(1815)→笹子駅(1833)
 すずらんの里の送迎バスの予定に合わせて、少しゆったりと八王子を出発して、石和温泉駅へ。 富士急バスを上芦川で乗り換えて、すずらんの里に到着しました。 スズランは・・・?。時期が少し早くて、スズランはほとんど咲いていません。 いくつか蕾が開きかけているのを写真に撮っただけでした。
スズラン スズラン スズラン スズラン
イカリソウ チゴユリ ハルリンドウ クサボケ
 すずらんの里を後に、日向坂峠から黒岳の登山道へと入ります。 新緑が燃えそろった頃、足元にはスミレをはじめ、モミジガサをこれでもかって位見つけました。 たどり着いた黒岳の展望台で富士山と向かい合って、大休止。 あいにく薄雲というか霞?、この時期だとしようがないですね。
日向坂峠から黒岳へ 新緑の中の登山路 ミツバツツジ ツクバキンモンソウ?
タチツボスミレ エイザンスミレ モミジガサ カタクリ
ミヤマカタバミ ユキザサ? 黒岳に到着 展望台からの富士山
 黒岳から急坂を降り、少しばかりの凸凹をこなすと、御坂峠へ。少しで、御坂山です。 縦走路を東へ向かい、天下茶屋への分岐(旧御坂峠)を過ぎ、なおもアップダウンの稜線をたどります。 送電塔を見つけたら、そこが八丁峠。少しの登りで八丁山へ、そして清八山へ到着。 北東へ緩く降ったら、そこが清八峠でした。
黒岳にて (新)御坂峠にて 御坂山へ向かう ミミガタテンナンショウ?
ムシカリ? ツクバキンモンソウ? 富士山に対峙 山路で見かけたブナの大木1
山路で見かけたブナの大木2 小広い御坂山 旧御坂峠、天下茶屋への分岐 富士山を覗く
正面に三ツ峠山 清八山にて 御坂山塊の展望、黒岳 笹子峠へ延びる路
 何度か歩いてはいるものの、清八峠〜笹子駅は約1000mの標高差があります。 丁寧にジグザグを切っているとはいえ、樹間の急坂の路を心持ち急いで降ります。 植林帯の鹿よけネットに着いてホッと一息。 林道に出たら、後は舗装路をたどるだけ、国道20号に出たら少しで笹子駅に到着しました、フー・・・・。
清八峠にて 笹子川対岸のお坊山
 少しの時間で高尾行きが到着、時間も遅めなので、それほど混み合うこともなく、ゆったりと帰ってきました。 久しぶりのボックス席でしたね。
 
 期待して出かけた、すずらんの花ですが、まだまだこれから、って感じで、ポツポツと見つけられただけでした。 2004年は5月22日、2006年は5月28日、2006年は5月27日、でしたから、来週位だったのでしょうか。 その代わり、ハルリンドウ、イカリソウ、チゴユリなどが精一杯に咲いていました。 わずかですが、どうぞ写真をお楽しみ下さい。
 すずらんの里を後に、黒岳では雄大な富士山に対峙して大休止。 よく踏まれた縦走路に入って、御坂山、御坂峠を清八峠へ。 ほとんど人を見かけることもなく、静かな山路を愉しむことができました。 萌え始めた新緑をぬって、所々の展望台に立ち寄って・・・。 清八峠からの急降りは大変だったし、笹子駅に着いたのは入陽の頃と遅くなってしまったけれど、 しばらくぶりの大満足?の歩きでした。

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制作:加藤 輝男 2017年5月25日
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