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雪の北八ヶ岳逍遥
2017年3月5日(日)〜6日(月)
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 忙しいながらも月曜日の休みがとれた週末。 里は(高尾山は)早や春の花シーズンに突入しそうな気配ですが、 この冬シーズン最後になりそうな雪の感触を味わいたくて、北八ツにやってきました。 土日でもよかった(天候を考えるならむしろ土日がよかった)のですが、混んでいそうな山小屋を想像すると気が乗らなくて、日月にしました。 月曜日(二日目)の天候はどうなることやら・・・。

 一日目はロープウェイから高見石小屋まで、約4時間の行程。 なので、朝も少しばかりゆったりと松本行き各駅停車に乗車しました。 車窓からは、雪を冠った甲斐駒ヶ岳が綺麗に見えています。
甲斐駒ヶ岳、車窓から
第1日目: 山頂駅(1200)→縞枯山(1300-05)→茶臼山(1335-40) →麦草峠(1420-30)→高見石(1555)
 茅野からバス、ロープウェイと乗り継いて、雪の坪庭に到着。 風も強いので完全装備に着替えて出発します。 雨池峠から縞枯山へ。南八ツも浅間山も少し霞んでいる?。 急坂を降りて登り返すと茶臼山展望台。 さらに滑り台の様な路を降りると、雪に埋もれた麦草峠に着きました。
北横岳を見上げる 縞枯山荘の青い屋根 もうすぐ縞枯山の稜線
縞枯山展望台 浅間山遠望 スックと南八ヶ岳の山並み 茶臼山の肩に南アルプス稜線
茶臼山展望台 車山遠望、遠景に北アルプス 北横岳 南八ヶ岳の稜線
 風が強く薄雲も広がってきたので、早々に丸山へと向かいます。 二段目の急坂をこなすとじきに分岐となり、少しで高見石小屋に着きました。 今夜は3人だけとかで、静かな&暖かな一夜とすることができました、好かった・・・。
縦走路は右、丸山へ 麦草峠を振り返る 雪の中の丸山山頂
高見石小屋 軒先のツララ、春遠からじ
第2日目: 高見石(0805)→渋ノ湯(0910)→渋辰ノ湯(0935)
 一度未明に起きてはみたものの、空はどんよりとした厚い雲。 中山へ行っても仕方ないので、もう一度寝直し・・・。 渋ノ湯11時半のバスに間に合えばいいので、ゆっくり朝食を摂ってから出発しました。 渋ノ湯バス停では雨になると居場所がないので、渋辰ノ湯まで歩き降りて、バス待合所でお茶の時間に・・・。
足元の白駒池 うっすらと中央アルプス稜線 賽ノ河原を振り返る
 ウィークデーでもあり、空いている電車でゆっくりと文庫本を読みながらのプチ旅でした。
 
 これで何度目かになる雪の北八ツ逍遥、あいにくの薄曇りの空だったかもしれないけれど、 山小屋でのんびりとできたおかげで十分な気分転換になったでしょうか・・・。 さぁ、これで明日からも頑張れる、かな・・・?。

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制作:加藤 輝男 2017年3月23日
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