ホーム日付順 | 地域別 | お気に入り


奥多摩:三頭山で路迷い
2017年1月29日(日)
地図はこちら
 
 昨年からの奥多摩詣での続きで、三頭山への予定を組みました。 一度は歩いている路ですが、数馬〜都民の森〜三頭山〜西原峠の周遊の計画です。 雪がどの程度残っているか判断が難しいので、軽アイゼンとストックを用意しました。

数馬(0810)→……→深山の路(1010)→笹尾根分岐(1035-45)→西原峠(1135-40)→仲ノ平(1235)
 数馬でバスを降り舗装路を都民の森へと向かいます。 一つ目の急カーブで赤テープを見つけて踏み込みました。 山腹をたどり、一旦沢に降りた後、右上に急な尾根道に取り付いて歩きます。 しかし、いくら歩いても奥多摩道路に行き当たらず・・・、高度はいつしか1200mを越えています。 この急坂を降りるのは気乗りしないので、とにかく上へ上へと歩いて、ようやくで三頭大滝からの路に合流できました、ホッ、ヨカッタ・・・!。
一つ目のカーブにあった登山道?入口 雪の残る稜線をたどる 稜線、残雪が増えてくる 稜線が近い、遠景は御前山?
 ここからは明瞭な路であり、トレースをたどって笹尾根分岐に合流。 分岐を左、西原峠へと急坂を降ります。 一頻り歩いて傾斜が緩くなったら、コブの様な槙寄山を緩く巻くと、雪のない西原峠に到着しました。
ここは「深山の路」標高1300m 三頭大滝への路と合流 笹尾根との分岐 雪の残る西原峠への急降り
クメケタワの標識を見つけました 槙寄山の巻き路 槙寄山山頂にて 薄雲の富士山、槙寄山から
 雪の残る北斜面をトラバースした後、尾根に乗っかると雪が消えました。 なおも尾根をたどると、やがて民家の赤い屋根が見えてきます。 民家の脇をすり抜け舗装路を歩き、秋川を渡ると仲ノ平のバス停を見つけました。
西原峠にて 雪の残る北斜面の路 途中、樹々の切れ間から大岳山が見えた 左数馬へ、仲ノ平へは直進
民家の脇を抜けて麓に到着 西原峠への登山道入り口
 仲ノ平からバスに揺られて1時間、武蔵五日市駅へ。電車の連絡がよく、直ぐで家に帰り着きました。
 
 暖かだった年明け後に続いた厳しい寒さが緩んで、今日は最高気温が10℃を越えるとの予報。 空には雲が多く暖かさを感じられなかったですが、雪は少なくて、アイゼンを使うことなく歩けました。 ストックも無くて済んだかも・・・。 雲のためスッキリとした展望も無くて、残念でした。
 今回、ルートを読み違えて「一つ目の急カーブ」で踏み跡に入ってしまったため、路迷い・・・。 数日前位に2-3人分の踏み跡が残ていたのを見ながら歩いていたのですが・・・。 急登を引き返す気にもならず、ピークを目指してどうにか突っ切って登った結果、稜線の路を見つけられました。 出会いの分岐では「踏み込まないように」とロープが張ってありました(1701P58)から、昔は歩いていたのかもしれませんね。 無事に帰ってきたからともかくも、しっかりと地図読みをしないと、と反省しきりです。

[戻る]

制作:加藤 輝男 2016年1月30日
Copyright © 2017 by Teruo Katoh