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雲取山から飛龍山を降って丹波へ
2017年1月2日(月)〜3日(火)
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 車山から帰ってきて、一日お休みをいただいて、再び雲取山〜飛龍山へと向かいます。 雲取山頂からの富士山と、歩いたことのない飛龍山から丹波へのコースが楽しみです。 車山も雪が少なめで暖かだったし、山頂の避難小屋泊りの予定なので、ジャケットやシュラフは少しだけ軽いのに変えました。 でも、雪がなさそうなので、2リットルの水を運び上げることにしました。

第1日目:
鴨沢(0905)→小袖乗越(0935-40)→堂所(1128)→七ツ石小屋(1250-1300)→ブナ坂(1340)→奥多摩小屋(1425-35)→小雲取山(1525?)→雲取山(1545)
 朝、少し早めに到着して、奥多摩駅から丹波行きの前の鴨沢西行きの臨時バスに乗車。 少しばかり人が多かったのですが、乗務員の人の「雲取山は標高2017mだからね」との言葉を聞いて、納得!。 鴨沢でバスを下り、そそくさと登山道へ。七ツ石小屋までは長い登りの路なので、じっくりと歩きます。 堂所で尾根を乗り越えてしばらくで右へ小屋へのショートカット。この路を歩けたから大丈夫かな?。 七ツ石小屋からは、薄曇りながらも、端正な富士山を望むことができました。
雲取山へ、鴨沢 富士山、七ツ石小屋から 雲取山稜線へ
 小屋からは山腹を辿ってブナ坂へ。直ぐの斜面を登ると、雲取山まではプロムナードの路が続きます。 奥多摩小屋で小休止、富士山は風が強そう。 重い荷物にあえぎながら、休み休みで歩いて、雲取山に到着!、避難小屋は4人だけでした。
ブナ坂に到着 あと少しで稜線漫歩 明日歩く飛龍山稜線 もうすぐで雲取山頂
 小屋で一休みした後は、山頂で富士山の撮影です。 雲一つない?好天で赤くなることこそなかったけれど、陽が入り薄暗くなるまでずっと眺めていました。
富士山、風が強い・・ 富士夕景 夕陽の入り
富士夕景 富士夕景
第2日目:
雲取山(0705)→三条ダルミ(0735)→狼平(0810)→北天のタル(1010-15)→飛龍権現(1105-35)→前飛龍(1205)→熊倉山(1315-20)→サオラ峠(1350-55)→丹波天平(1440-45)→親川(1615)
 未明、今朝も晴天。赤富士はなかったものの、仄かに青白かった富士山がだんだんと明るくなって、朝陽を受けるまで撮影に大忙しでした。
未明の街の灯り 富士、未明 富士、未明 陽の出前
御迎光 御迎光 御迎光 富士、朝陽射す
富士、朝陽射す 御迎光 富士、朝陽射す 朝陽を浴びた山頂
 今日は奥秩父の尾根を飛龍まで辿ってから、丹波に降る長いコース。 荷物をまとめて、早々に三条ダルミへ向かいます。 狼平を過ぎ、三ツ山を巻くあたりから桟道が現れました。今回は雪もなく凍っていないから安心かな。 北天のタルから飛龍権現の分岐にたどり着いて、少し早めの昼食としました。
朝陽の飛龍山、遠景は南アルプス 富士山、三条ダルミから 桟道が始まる、雪が無い! 北天のコル
沢筋に氷が! 桟道を登り詰める 降り稜線、前飛龍山 飛龍の分岐
 ここから丹波(親川)へは約4時間のコース、初めての路なので楽しみながら歩けそうです。 岩場を降り登り返すと展望の良い前飛龍、落ち葉を踏みしめながらどんどん降って熊倉山からサオラ峠へ。 丹波への路を分け、なかなか来られないからと丹波天平へ向かいました。 小広い尾根を過ぎ、保之瀬天平付近で赤テープに導かれて左へ山腹へと回り込み、廃屋跡を右に緩やかな山腹の路を辿ります。 尾根に出ると急坂の下りとなって、右下に車道が見えるころ、ようやく親川のバス停に到着しました、ふ〜〜。
岩場の稜線を越えて
 夕暮れの中2時間待ったバスにようやく乗り込んで、奥多摩駅へ戻ってきました。 帰宅したのは夜9時前、奥多摩の山にしては遅い帰宅でした。
 
 飛龍山からの降り登山道。 今回初めてでしたが、稜線近くの急坂を過ぎると、熊倉山〜サオラ峠〜丹波天平〜保之瀬天平、と落ち葉で一杯の路でした。 なかなか山深くて行くまでが大変な路なので、楽しく歩くことができて良かったと思います。 雪が残っていたら、滑って困ったかもしれませんね。 今回少し時間が足りな気味だったこともあって、落ち葉の丹波天平をもう少しのんびりと歩いてみたいな、と思っています。
 今シーズンの山はどうしたのでしょうか?。 富士山は白いのに、ここ奥多摩は少しも雪がありません。 風がなく気温も高めで、陽の出頃でも-4℃。 小屋内は0℃だったので水を凍らせることがなくて助かりましたけれど・・・。

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制作:加藤 輝男 2017年1月7日
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