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棒ノ嶺を越えて奥武蔵から奥多摩へ
2016年2月28日(日)
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 天気も良く気温の上がりそうな日曜日。 どこへ行こうかを頭の中をかき回した挙句に、棒ノ嶺を思い出しました。 二十数年前、奥多摩を歩き始めた頃に、百軒茶屋から歩いたことがあるハズ。 今回はまだ歩いていない有間川・名栗湖側からのコースを選びました。 数日前に降雪があったので、沢沿いは敬遠して、滝ノ平尾根を採ります。 稜線を縦走して、奥武蔵から奥多摩へ。 高水三山のコースに出られれば、後は青梅線の駅へ降るだけですね。

 河又(0800)→白地平(0915)→権次入峠(0950)→棒ノ嶺(1000-30)→黒山(1053)→岩茸石山(1215-30)→高水山(1255)→登山口(1323)→軍畑駅(1355)
 始発のバスに合わせて八王子から飯能へ。バスを降りたのはさわらびの湯バス停。 川を渡った民家の脇が登山口です。 ノッケから急坂ですが、木の根が邪魔で少し歩きにくい・・・。 林道を三度越えると少しで白地平へ。足元に名栗湖がのぞいています。 岩茸石を通り過ぎ、なおも急坂をこなすと、稜線の権次入峠に到着。 棒ノ嶺(棒ノ折山)はあと一息です。
河又、滝ノ平尾根の登山口 木の根のひどい尾根を登る 木の根を階段に・・ 棒ノ嶺が見えた!、白地平にて
岩茸石は脇を抜ける 小広い権次入峠
 たどり着いた棒ノ嶺は絶好の展望台、東〜北方向の奥武蔵の山々が丸見えです。 遠くには関東平野も・・・。
棒ノ嶺の山頂に到着! 奥武蔵の山々のパノラマ1 奥武蔵の山々のパノラマ2 奥武蔵の山々のパノラマ3
 棒ノ嶺を後に、都県界の稜線をたどります。黒山からは右に折れて一路高水三山へ。 結構小さな急坂があって、疲れる路だったかもしれません。 名坂峠から登り詰めたと思ったら、その向こうに見えた頂上が岩茸石山・・・。 この最後の登りこそ疲れたかも・・・。
逆川ノ丸?にて 足下に百軒茶屋が見えている 大きな露岩を通り抜ける 名坂峠から登りつめたら岩茸石山はまたその向こう
 今日歩いた尾根筋が丸見えの好展望台の岩茸石山を後に、少しは楽に歩けそうな高水山への路を採りました。 高水山を越え、急坂を降りると、登山口へ到着。 ここからは舗装路を軍畑の駅までたどります。
パノラマ4〜川苔山 パノラマ5〜棒ノ嶺、今日歩いてきた尾根 パノラマ6〜奥武蔵の山々 パノラマ7〜奥武蔵から関東平野へ
岩茸石山にて 高水山へ向かう 高水山常福院へ 常福院の正門にて
 乗った電車はまだ空き席のある頃、のんびりと立川廻りでも、明るいうちに家まで帰り着きました。
 
 岩茸石山とともに、絶好の展望台の棒ノ嶺は、東から北にかけてが丸見えです。 武甲山から始まって、天覧山まで山また山が続いています。 東方遠くには関東平野が見えていました。足元には名栗湖もあるし・・・。
 高水三山は何度か行っても、その先の棒ノ嶺はアプローチが不便で、一度行ったきりでしかなく、 展望の山へ行くことができたナと久しぶりに嬉しがっています。
 棒ノ嶺の山頂で「日向沢ノ峰」への指導標を見つけました。 前に奥多摩から奥武蔵へ縦走したことがあって、その時は日向沢ノ峰から蕨山をたどったことを思い出しました。 1997年だからずいぶん前ですね 今度は、日向沢ノ峰からこの棒ノ嶺まで、都県界尾根をたどってみようか、と早や次の計画を策定中です ^_^;;。

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制作:加藤 輝男 2016年3月2日
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