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東北の秀峰、朝日連峰縦走
2014年7月18日(金)〜20日(日)
地図はこちら
 
 夏休み第一弾!!
 以前(1991年10月)風雨の中をひたすら歩いただけの記憶しかない、東北の朝日岳を再訪することに決定!。 鶴岡までの夜行バスを予約し、タクシーバスに電話して準備万端。 なのですが、天候はあいにくと荒れ模様・・・・、まぁ行ってみて決めるしかないか・・・。

第1日目:
泡滝ダム(0925)→大鳥池(1205-35)→オツボ峰(1535-40)→以東岳(1640)
 タクシーを泡滝ダムで降りたのは二人だけ、沢沿いの路を歩き始めます。 金山沢、七滝沢と吊橋を渡り越え、七坂を喘ぎ登ると大鳥池に到着し、小休止。 早くに展望が得られそうだから、とオツボ峰コースに向かいました。 谷越に見える以東岳の稜線に歓声を上げたのもつかの間、三角点峰付近から雨が降り始め、 あと少しで以東岳という頃には本降りになってしまいました。 展望のよい以東岳が台無しです・・・。
泡滝ダムの登山口 タマガワホトトギス? 七滝沢の吊橋 大鳥池越の以東岳
シロバナのニガナ ヒメサユリ 以東岳遠望 オオイワカガミ?
ミヤマツボスミレ マイヅルソウ? アオノツガザクラ シラネアオイ?
以東岳の稜線 チングルマ? アカモノ? サギソウ
シャクナゲ ニッコウキスゲ ヒナウスユキソウ? ウラジロヨウラク?
第2日目:
以東岳(0445)→狐穴小屋(0635-0705)→寒江山(0805-10)→竜門小屋(0910-25)→西朝日岳(1045-50) →金玉水(1205-15)→朝日小屋(1230)→小朝日岳(1400-10)→鳥原小屋(1540)
 あくる朝、空は高曇り。薄陽さえ射してきました。 縦走を続けることに決定し、急いで出発の準備をします。 小明るい空で縦走を楽しんでいたのですが、狐穴小屋で朝食を摂っていると、 ガスが上がってきて台無しに・・・。 竜門小屋からはカメラまで仕舞いこみ、ガスの中をひたすら歩くだけ・・・。 大朝日岳山頂にも行く気にもならず、天候が悪いのだからと小朝日を越え鳥原小屋まで降りてしまいました。
陽の出前 大朝日岳へと続く稜線 以東小屋 笹原の路をたどる
以東岳を振り返る 以東岳を振り返る イブキトラノオ? 狐穴手前の雪田
ハクサンフウロ テガタチドリ?? ハクサンイチゲ ヤマハハコ
雲煙る大朝日岳
第3日目:
鳥原小屋(0450)→金山沢(0545-50)→朝日鉱泉(0715)
 今朝は朝日鉱泉まで降りるだけ。朝のバスに間に合うように気持ちだけは急ぐ風で降りてゆきます。 金山沢を越えて100m近くの登りがきつかった・・・。 遠くの沢音がやがて足元まで近づいてくると、朝日鉱泉ももうすぐです。
朝の鳥原の湿原 朝日鉱泉に到着
 鉱泉の乗合バス?で左沢に、さらに山形に抜け、山形からは新幹線で帰ってきました。 山形・東京間は2時間30分と意外と近く、下山後の余韻に浸るまもなく、午後早くに自宅に着きました。
 
 再び?天候には恵まれず、縦走中の稜線では一人の登山者にも会わなかったのですよね。 どうにか「最近は珍しくなった」稜線縦走を終えることができました。 素晴らしい尾根を辛いながらも楽しく歩くことができ、今回は成功だったかな?と思っています。 でもやっぱり晴れた日に歩きたい!かも・・・・^_^;;
 一緒に歩いてくださったSさん、ありがとうございました。
 前回(1991年10月)は、朝日鉱泉から登って、鳥原小屋泊まり。 翌日は、大朝日までたどり、中ゴー尾根を降りてきたハズなのに、少しも?記憶にありません。 やっぱ、写真を残していないと、記憶なんてあいまいなものですね。

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制作:加藤 輝男 2014年7月25日
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