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富士を友に、奥秩父:大菩薩峠
2014年5月17日(土)
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 五月晴れが期待できそうな週末、計画通りに大菩薩峠への山行に出かけます。 少ししっかりと歩きたいので、大菩薩峠から丸川峠への周回コースにしました。 同行者の車を丸川峠入り口の駐車スペースに止めて、出発です!。

 丸川峠登山口(0750)→上日川峠(0905-15)→介山荘(1005-10)→親不知ノ頭(1025-40)→雷岩(1105-40) →丸川峠(1250-1315)→みそぎ沢(1405-20)→登山口(1425)
 上日川峠までの急登り、ゆったり歩いていたつもりなのに、1時間とちょっとで着いてしまいました。 甲斐大和からのバスが着いた直後で、人も多くザワついた中を大菩薩峠へ。 五月には珍しく霞もなく、富士山や南アルプスの稜線までクッキリと見渡せました。 親不知ノ頭でたっぷりと写真タイムをとってから、雷岩へと向かいます。 ここ一番の稜線のプロムナード、足元の笹原の緑がきれいになるのは、あと一月くらい後でしょうか。
南アの稜線、第一展望台にて タチツボスミレ? 富士山、富士見荘にて 姫ノ木沢の流れ
大菩薩峠にて 稜線を歩く、足下に介山荘を見る 富士山、親不知ノ頭にて
パノラマ(1)〜聖岳(左)、赤石、悪沢 パノラマ(2)〜塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳 パノラマ(3)〜仙丈岳、甲斐駒ヶ岳 パノラマ(4)〜中ア
パノラマ(5)〜八ヶ岳 パノラマ(6)〜金峰山、国師ヶ岳 稜線縦走 親不知ノ頭を振り返る
もうすぐ雷岩 富士山、雷岩にて
 雷岩で食事の後、大菩薩嶺から丸川峠へと進みます。 このあたりは、奥秩父を思わせる鬱蒼とした樹林をたどる路なのですが、 樹林で陽射しが弱いためか突然日陰に残雪が現れました。 今冬シーズンの大雪の様子が想像できますね。 ところどころ残る雪を慎重に越えて、丸川峠へ。 木の根を絡むような急坂を軽快に通過して、みそぎ沢の水音が近づいたら、 ようやく今日の歩きは終わり。 冷たい沢水が気持ちよさそうでした。
大菩薩嶺にて 雪が残る 残雪を見る 残雪を下る
富士山、丸川峠から 富士山、丸川峠から
何の花? ミツバツチグリ?? ミツバツツジ ミツバツツジ
 帰り、車に便乗させてもらって、勝沼のぶどうの丘へ寄り道し、ワインをゲットして帰りました。 勝沼駅からは何度となく見てはいたのですが、寄ったのは今回が初めてでした。
 
 天気は快晴、空は青空。気温は高めなものの、稜線は微風がさわやかでちょうど気持ち良いくらい。 風があったためか、霞もなく、富士山や遠く甲府盆地の向こうの南アルプスの稜線までクッキリ。 この季節には珍しいことです。
 麓のブナ林の新緑の葉っぱが綺麗でしたが、稜線の笹原の緑はまだまだ・・・。 足元のお花たちもあまり見つけられませんでした。 六月〜七月に、一面緑になった頃、また来てみたいと思います。
大菩薩嶺からの北面の路に残雪をみつけました。 想像もしていなかったので準備もなくあわててしまいましたが、 危険なほどではなく、慎重に通過して事なきを得ました。 今冬シーズン、関東地方は大雪だったのですが、ここにもまだその名残があったのですね。

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制作:加藤 輝男 2014年6月9日
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