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富士山に会いに雪の奥秩父:金峰山へ
2014年1月2日(木)〜3日(金)
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 恒例のお正月山行、今回は奥秩父の金峰山へ、小屋泊まりの一泊二日にしました。 数年前に金峰山〜甲武信岳の縦走を狙っていたりしましたが、瑞牆山荘/増富温泉へ抜けるコース、は少し久しぶりでしょうか。 このお正月は天候も穏やかそうだし、富士山に出会えるかな?。ネットで小屋の予約をして出発します。

第1日目:
川端下(0900)→金峰山荘(1000-20)→二俣(1150-1200)→金峰山小屋(1440)
 始発の電車に乗って、小淵沢・信濃川上へ。 風が強いのか、途中車窓から見える鳳凰三山、甲斐駒、八ヶ岳の山々は頭に雲を冠っていました。
雲冠る鳳凰三山 茅ヶ岳、雲が焼けた 甲斐駒ヶ岳は雲の中
 信濃川上からのバスを川端下で降りて、車道を金峰山荘へ。 ここで冬支度の身拵えをして雪路に突入します。河原に下りることなく林道跡を二俣へ。 ここからが本当の登山道、あせらずじっくりとペースを守ってひたすら歩くだけ。 もうすぐ山頂が見えているのだから・・・。
小川山 雪中の金峰山荘 瑞牆山、展望台から 瑞牆山、展望台から
金峰山山頂が見えた!! 道標、小屋はもうすぐ
 営業小屋の暖かさにしばしくつろいだ後、陽の入りを見るために山頂へ向かいます。 富士山、南アルプス、八ヶ岳、・・・、それほど強い風もなく、穏やかな夕陽でした。
いざ、金峰山山頂へ 振り返り見る、ケルン? 陽の入り 夕陽射す
夕陽の八ヶ岳 夕陽の入り・・・り 夕陽の八ヶ岳 夕暮に浮かぶ富士山
茜の夕雲
第2日目:
金峰山小屋(0600)→金峰山(0625-0700)→砂払ノ頭(0740)→大日岩(0810-20)→富士見小屋(0910-30)→瑞牆山荘(0955)
 あくる朝、未明のうちに小屋を出発して山頂で陽の出を迎えました。 青黒かった空が、紫、ピンクと変わり、やがて東の空が茜になり、陽の出を迎えます。 いつもながら、素晴らしい感動的な瞬間ですね。
茜に浮かぶ富士山 陽の出 茜の富士山 陽の出
茜の富士山 八ヶ岳に茜が射す 五丈岩と南アの山々 南アの稜線
奥秩父稜線の国師ヶ岳と北奥千丈ヶ岳 富士山と五丈岩 八ヶ岳に茜射す 八ヶ岳に茜射す
 さて今回は久ぶりに瑞牆山荘への下り、 千代ノ吹上から砂払ノ頭まで稜線からの展望を楽しんだ後は、樹林帯の路となります。 風もなくなって冬装備だと暑いくらい、一方足元は雪が薄く氷になりかえって歩きにくくなりました。
千代ノ吹上と南ア北部 主稜線の後ろに南ア 五丈岩をふり返り見る 砂払ノ頭と南ア
富士山、富士見平から 富士見小屋にて 樹間からの瑞牆山
 予定では増富温泉までの歩きを覚悟していたのですが、冬季ダイヤとかで瑞牆山荘からのバスを増富温泉で乗り換え韮崎へ。 高尾まではいつもの様に各駅停車に乗ったのに、なぜか大混雑!、帰省ラッシュには早いと思うのだけれども・・・?。
 
 奥秩父の金峰山、今回は天候に恵まれて、流麗な富士山に出会うことができました。 また、南アルプスも八ヶ岳も丸見えでしたし、いいな〜、この景色・・・。 金峰山に来るのはもういく度目かになりますが、この眺めに出会えるならまた来よう!と思ってしまいます ^_^。
 昨年末奥多摩は大雪だったのですが、ここ金峰山では雪は頂上で30cm程度。 稜線では気温が低いのでサラサラで結構歩きやすいトレースでした。 登りも降りもアイゼン・ピッケルを使うことなく、結局ストックだけで歩き通してしまいました。

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制作:加藤 輝男 2014年1月8日
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