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槍穂の展望台、鉢盛山へ
2013年10月12日(土)〜13日(日)
地図はこちら
 
 好天の三連休、ふと思い立って鉢盛山へ行ってみることにしました。 北ア南部の展望が期待できそうな山ですが、南側朝日村からの林道は落石により通行止め。 北側波田町からの林道も通行止め。 なので、日帰りは出来なさそうなのですが、かえって静かな山歩きになりそうですネ。 山頂稜線でのテント泊の装備を用意して、重装備で出発しました。

第1日目:
 ゲート(1005)→登山口(1300)→町村界尾根(1430)→鉢盛山(1555)
 少しゆったりと塩尻に着いてタクシーでゲートまで。 車のいない林道をゆっくりと登山口へ向かいます。 新道に入ると、固まっていない路にネマガリタケも邪魔になってペースが上がりません。 その上、町村界尾根に着く頃には小雨がハラつく始末・・・。 たどり着いた山頂も展望はなく、さっさとテントに潜り込みました。
川沿いの道、ゲートを過ぎた辺り 新道の登山口 谷向かいの山腹を振り返る 旧道はもう少し先・・
ゴゼンタチバナの赤い実 権現ノ庭を通り抜ける シラタマ?の白い実
第2日目:
 鉢盛山(0635)→波田町避難小屋(0725)→登山口(0810)→新島々(1220)
 朝方目を覚ますとほぼ快晴の青い空。 山頂で三脚を立てて、山々の写真を狙いました。 御嶽山、乗鞍岳、槍穂、そして東には松本平、遠くに南アルプスの山々・・・。 天気がいいと、気持ちもいいものです。
あけぼの・・・ 曙の御嶽山 曙の槍穂の稜線 陽の出
槍穂の稜線 乗鞍岳 松本平の拡がり 槍穂の稜線
鉢盛山山頂にて 水溜りに薄氷
 山頂から稜線をたどります。朝日村への分岐を過ぎて波田町の避難小屋へ。 槍穂の頂もここで見納め。長い林道歩きが始まります。 登山口、ゲートを過ぎても車の走った跡はなく、落ち葉の積もった道を延々と歩いて、 落石の跡を乗り越えるとようやくで「通行止め」の標識。 ここからでも新島々まで2時間近くかかりそう・・・。
新道を下る 黄葉 ヒヨドリバナの綿毛 ヤマハハコも花の終わり
槍穂の展望、避難小屋前から 黄葉 あれはハト峰?? キク科3??
シラヤマギク? ヒメジョオン? キク科アザミ属 ノコンギク?
鉢盛山を振り返る 黄葉の始まった鉢盛山 大岩の間を縫う路 林道入り口
 三連休とはいえ中日なので交通機関もまだ混んではなく、松電上高地線では記念の臨時電車を独り占めしたり・・・。 小淵沢で乗り換えたホリデービューでも塩山駅まで空き席があったから、余裕かな・・?
上高地線の記念電車で記念撮影 上高地線の記念電車で記念撮影
 
 前々から頭の隅には残っていた鉢盛山。 タクシー往復では面白くないので、なかなか出かけられなかったのですが、 三連休の晴れの予報で、ようやく一泊で山頂を踏むことが出来ました。 御嶽山、乗鞍岳、槍穂、と絶好の展望台ですね。 また初夏の頃にでも再訪したい気がします。
 林道を車で詰めて日帰り登山することが多い鉢盛山のコース。 しかし、今回は朝日村からも波田町からも林道は通行止めであり、 山に入ってくる人もいなくて静かな歩きを楽しむことが出来ました。 けれども、その分長い林道歩きとなりました・・・。 二日間の行程12時間の内、一日目3時間、二日目は5時間もの林道歩きでした。 危険な箇所もなく、のんきに歩けるので気は楽ですが、次の日に足が棒になってしまいました ^_^;;。

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制作:加藤 輝男 2013年10月19日
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