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雪の舞う尾瀬ヶ原へ
2012年11月3日(土)〜4日(日)
地図はこちら
 
 十月も末になると急に寒くなりそろそろと秋山も終わりになりそうなこの頃、 週末の晴れ予想を信じて雪の尾瀬へ行ってみることにしました。 一面白くなった尾瀬ヶ原の眺めに期待しましょうか!!。 今回も竜宮小屋に宿泊の予定ですが、今期の最後の営業日だそうです。

第1日目:
 鳩待峠(1015)→山ノ鼻(1125)→尾瀬ヶ原三又(1210-20)→竜宮十字路(1250)
 未明から電車とバスを乗り継いで、戸倉へ。 大清水へ回る予定だったのですが、窓ガラスに水滴が落ちるのを見て、鳩待へと変更。 小雨は途中から小雪に変わり、鳩待峠からは完全装備で山ノ鼻へ向かいます。 期待したとおりに一面の雪の尾瀬ヶ原も展望がなく、足早に竜宮にたどり着きました。
雪中を歩く登山者 雪に埋もれた小沢 一面の雪の尾瀬ヶ原へ! 尾瀬ヶ原
池糖、牛首にて 下ノ大堀川にて、至仏は見えない 竜宮小屋へ向かう
 暖かい営業小屋でホッと一息。 今年最後の営業日だかで、カメラマンで賑わっていました。
第1日目:
 竜宮十字路(0730)→見晴(755)→端足峠(0920)→沼尻(0950-1000)→長蔵小屋(1115) →三平下(1135)→三平峠(1205)→水場(1220)→一ノ瀬(1250-55)→大清水(1340)
 未明、外を窺うと回復しそうな空模様、小屋を飛び出して撮影ポイントへ向かいます。 陽の出まで粘った結果、至仏はダメだったものの、燧岳の山頂をかい間望むことができました。
朝暮の中、竜宮小屋の灯り 月かかる、至仏山方向 明、燧岳 明、燧岳
下ノ大堀川から至仏山 景鶴山の山肌に光の帯 岩峰に陽が射す 燧岳の山頂がのぞく
 再び小屋を経由して、尾瀬沼へ向かいます。 竜宮までと違い、歩いている人が少なくトレースを探しながら、の歩きでした。 すれ違う人に出合ってようやく一安心・・・。 沼尻からは人も多く、迷うことなく長蔵小屋、三平下と飛ばしてゆきます。 天気も良いため、三平峠からの下りは雪が解けて水溜りとなり、少し気を使う路に変わっていました。
尾瀬ヶ原の向かいに燧岳 燧岳、見晴が近い 樹間に燧岳がのぞいている 雪に埋もれた小沢
沼尻に続く小湿原、白砂田代 沼尻小屋 尾瀬沼の向こうの長蔵小屋 三本落葉松
湖畔から望む燧岳 燧岳、三平下から 雪上に散る紅葉 冬路沢小景
 大清水について一安心したところに「バスは昨日(3日)までですよ」との言葉、えっ??。 戸倉までの歩きを覚悟したところで、登山者の方に車で拾って、戸倉まで同乗させていただきました。 お陰で、順調にバス・電車を乗りついて、帰ることができました。 ありがとうございました。
 
 山小屋の最終営業日だった今回の山行ですが、 初日の土曜日(3日)こそ小雪だったものの、日曜日は晴れ間に青空が拡がり、絶好の登山日和でした。 期待したとおり、白い雪原と化した尾瀬ヶ原、湖面に映える燧岳、歩くことと展望を十二分に堪能できた山旅でしょうか。 何度か泊まったことのある竜宮小屋でも、暖かいもてなしでした。 また来年行かなくちゃ、ネ・・・・^_^//
 一方、小雪舞う土曜日、鳩待峠に自家用車ではいって、ビニールカッパで尾瀬ヶ原へ向かう人たちを見かけました。 足元は当然普通の靴。足が濡れたらどうするんだろう、危なっかしいな、と心配でした。 ビニールカッパを売りつける山小屋?も山小屋ですが・・・。 帰宅してニュースで万里の長城の遭難を知りましたが、鳩待峠の人達も一歩間違えばそうだったのかもしれないですね・・・・・?

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制作:加藤 輝男 2012年11月12日
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