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黄葉の雨飾山
2011年10月16日(日)〜17日(月)
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 天候が回復しそうなこの週末、一旦八ヶ岳に決めたのですが、ガイドブックをめくっていて、 雨飾山の黄葉を思い出しました。 前回は20年近く前、GWの雪山だったので、林相の記憶が全くありません。 急遽、バスとJRの時間を調べ上げ、目覚ましをセットして、眠りにつきました。

 未明、小雨の中を傘をさして駅へ。 それでも甲府盆地を過ぎる頃には晴れ間がのぞきはじめて、松本に着く頃には青空に、やったーー!!。
第1日目:
 山寺上入口(1300)→・・・・雨飾山荘(1425)
 根知駅で電車をバスに乗り換えた後、車道を雨飾山荘へと歩きます。 舗装路が愉しいわけもなく、暑さで喘いでいるところを、自家用車の方が拾ってくださいました。 ありがとうございました。
ゲンノショウコ ミゾソバ?? ノコンギク
「都忘れの湯」道標 駒ケ岳を望む 駒ケ岳西面の眺め 鬼面山の岩壁
 雨飾山荘は温泉の宿。三度も温泉に入り、美味しい食事をいただいて、、、さぁ明日はガンバルぞう。
雨飾山荘 都忘れの湯 山荘前から見上げる駒ケ岳・鬼面山
第2日目:
 雨飾山荘(0515)→ノゾキ(0538)→ハシゴ(0630)→中ノ池(0710-15)→笹平分岐(0800)→雨飾山(0815-30) →笹平(0850)→荒菅沢(0935-40)→登山口(1030-40)→雨飾高原(1125)
 未明、気温10℃。 まだ薄暗い中ヘッドライトを頼りに出発。いきなりの急登を黙々とたどります。 前日の雨の後で泥濘が残り歩きにくい・・・。 急坂の後の水平道を中ノ池で終え、最後の急登をこなせば、ホッコリと笹平に到着。 最後の露岩帯を詰めると、山頂です。 生憎の薄曇りで展望は今一つだったでしょうか・・・。
ノゾキの道標 ブナの黄葉 黄葉、上方に残月 黄葉
黄葉 黄葉 黄葉 ハシゴを越えたところにある一ぷく処
水のない?中ノ池 薬師尾根分岐 笹平から山頂を見る 雨飾山南峰のお地蔵さん
雨飾山南峰のお宮 笹平の向こうに金山、焼山 北峰と糸魚川、日本海
 笹平からの急下降をこなした後、荒菅沢で黄葉を愛でてホッと一息。 登り返したなだらかな路から再び急坂を下ると、やがて広河原。 登山口は一投足でしたが、バス停までは舗装路をたっぷりと1時間近く歩かされました。
荒菅沢を見下ろす 笹平から返り見る 布団菱?の黄葉 黄葉、荒菅沢
荒菅沢を渡る 黄葉、荒菅沢を返り見る 鮮やかな紅葉 紅葉のモミジ葉
雨飾を望む 雨飾を望む スズランの仲間??の実
 ふだん山の行き帰りは大抵が各駅停車ですが、大糸線は電車の本数が少なく時間が合わないので、 南小谷始発の特急で帰ってきました。ゆったりと、文庫本を読みながら、の急ぎ旅でした。
 
 黄葉を期待して訪れた雨飾山。 麓はまだもう少しといった頃ですが、中腹の色付きは素晴らしいものでした。 これで青空が広がっていれば、と思わずにはいられませんでした。 それでも、少しは写真から感じ取っていただけるでしょうか。
 約20年ぶりの雨飾山。前回はGWの雪山のテント山行だったので少しも余裕がなく、 大変だったことしか記憶にありません。調べて見ると、写真も残っていないですね。 百名山の一峰になるためでしょうか、小谷側では数多くの登山者とすれ違いました。 ガイドブックでは薬師尾根の急登をさけて、南(小谷側)からのコース紹介が多いようですが、 雨飾山荘に一泊のコースもお勧めですよ。 何よりも気持ちのよい宿でした。

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制作:加藤 輝男 2011年5月12日
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