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富士山で御迎光
2010年7月16日(金)〜16日(土)
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 同僚との酒飲み話で「富士山に行こう!」となり、今回は御迎光を楽しみに一泊二日の計画を立てました。 混雑を避けるために、金曜日から登り始めます。 海の日の前後、梅雨明けが心配で、ずっ〜〜と天気予報とにらめっこでしたが、 晴れマークが見え始めたのを機に、出発です。

第1日目:
 五合目(1400)→六合目(1450-55)→七合目(1530-40)→八合目(1640)→本八合目(1800)
 一日目は本八合まで。4時間余りの予定にあわせて、午前中遅めに電車に乗ったので、五合目の出発は午後2時でした。 ガスが切れたり出たり、また遠くで雷も鳴ったり、と不安定な天候でしたが、雨に降られることもなく、予約した小屋に到着。 夕食の後は、足元の夜景を楽しんでから、仮眠につきました。 何せ、明日?は深夜1時の出発予定だから!。
クサイチゴ? 泉ヶ滝 オダマキ? タカネバラ?
タカネヤナギ? ミヤマオトコヨモギ? アカショウマ?
六合目を過ぎた登山道 七合目の小屋群 登山者 八合目?にて
陽の入り頃、八ツの方向 富士吉田の夜景 夜景−河口湖方面
第2日目:
 本八合目(0045)→九合目(0125-30)→十合目(0205-0505)→八合目(0535)→七合目分岐(0600)→六合目(0725-30)→五合目(0825)
 前夜小雨も降ったようですが、夜中に起きてみれば晴れている様子。 出発する人につられて、登り始めました。 ヘッドライトの路は視界が限られて心細いのですが、ただ黙々と歩いていたら、ホッコリと十合目に到着。 予定外に早く夜中の2時、陽の出(4時過ぎ)までどうしようか・・・?
深夜の山行、出発! 九合目の鳥居 十合目直下の狛犬 十合目にて
東の空が茜色に・・・ 御迎光を見守る人達 朝茜 陽の出
陽の出 火口の向こうの剣ヶ峰
 たくさんの人達と一緒に御迎光にバンザイ!、の後、御鉢めぐりは止めにして早々に下山道に入ります。 昨夜の小雨のおかげか砂埃もなくいつもより快適な路でした。 うんざりするほどのジグザグの路を七合目トイレで終わると、緩勾配の路が五合目まで続きます。 五合目広場に着いて、これで今回の富士登山もお終い・・・・
さて下山道へ 足元に八合目 足元は雲海、遠景は奥秩父の山々 山中湖、遠景は丹沢と奥多摩
頂上を見上げる! イワツメグサ フジハタザオ? オンタデ
シャクナゲ 馬に揺られて・・
 ちょうど発車直前の登山バスに飛び乗り、河口湖駅でタッチで電車に乗り込めたおかげで、 家に帰りついたのはまだお昼前!。 10℃以下の山頂から梅雨明けの30℃以上の下界の温度差には疲れ果て、 前夜の小屋での睡眠不足も手伝って、お昼寝のつもりで寝入ったら、 目が覚めたのは夕方5時過ぎでした、あ〜〜〜あ。
 
 三度目の富士山、小屋に泊まるのは初めてですが、やはり噂は噂通り、といった印象でしょうか。 水が少ない、とは言っても、天水でももっとがんばっている山小屋はあるのに。 小屋によっても違いはあるようなので、今度は別の小屋を探してみましょう。 でも週末はどこもイッパイ・・・かな?
 2000年2003年の時の印象から変わったのは、外国人が多かったこと。 登山バスを降り立った五合目広場では、日本語は1/3位?しかいません。 バスの車内案内も、日本語のほかに、英語、中国語、韓国語とありましたから、 国際化が進んでいるのでしょうかネ?
 もう一つ印象深いのは、装備不備の人達が目立つこと。 スニーカーにコートだったり、ライトを持たずに夜間登山だったり・・・。 ツアー登山を多く見かけたので、日帰り登山との時とは登山者層が違うのでしょうが、 なんとも心許無い限りです・・・。

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制作:加藤 輝男 2010年1月12日
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