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北ア:唐松岳〜五竜岳縦走
2009年9月26日(土)〜27日(日)
地図はこちら
 
 その前の白根三山の疲れも少しあるこの週末。 ですが、天気予報では好天が期待できそうなので、思い切ってまた山に出かけることにしました。 アクセスが良くて、展望が期待できそうな山々を、ということで、唐松〜五竜の稜線を選び出しました。 テント泊の準備を始めたのですが、一泊だし、荷物を軽くするために、と久しぶりに小屋に泊まることにしました。

第1日目:
 八方池山荘(1230)→八方池(1325)→丸山(1430)→唐松頂上小屋(1530)
 うす曇の空の下、早朝の電車に乗車。松本を過ぎるころ、東の空が明るくなってきて、白馬ではほぼ快晴となりました。 遠望は利かないものの、青空の下、八方尾根を登りつめ、わずかで小屋に到着しました。
紅葉の始まった八方尾根 八方池山荘 タカネマツムシソウ ノコンギク?
ツリガネニンジン? ヤマホタルブクロ? オニアザミ?? ウメバチソウ?
ワレモコウ? ミツガシワの実でしょうか? アカバナシモツケソウ?? シロバナニガナ?
八方尾根、第2ケルン付近 八方池にて 八方池にて 八方池にて
八方池分岐 八方池を見下ろす 紅葉の八方尾根を登る
ヤマハハコ? ニガナ? キク科?? チングルマの綿毛
不帰キレット 白馬天狗尾根 紅葉の八方尾根上部 五竜岳が見えた
唐松岳山頂を望む 唐松岳山頂小屋
 午後遅くにはガスが出てきたのですが、それでも陽の入りの頃にはガスの切れ間から白馬の稜線がのぞいていました。 明朝に期待しましょう!!
夕陽の中の唐松岳山頂小屋 夕陽の入り 夕陽の入り 西方、陽の入り
不帰岳と白馬 白馬岳を望む 天狗尾根、白馬岳の方向 五竜岳
五竜岳 五竜岳の上方の月 夕の灯り、唐松岳頂上小屋
第2日目:
 唐松頂上小屋(0600)→コル(0700)→五竜山荘(0755)→五竜岳(0850-0910)→五竜山荘(0940-1020) →西遠見(1107)→大遠見屋(1140)→中遠見(1220)→小遠見(1240)→地蔵の頭(1320)→アルプス平(1335)
 未明、外は一面のガスでした。山頂で陽の出過ぎまで粘ったものの、あきらめて出発しました。 ところが、牛首を越えたあたりでガスが切れて、展望が開けました。山はこうでなくちゃ ^_^;;
 五竜山荘から五竜岳へ登り始めたところでまたガス!!。 が、山頂の手前でガスが切れ、白馬、鹿島槍の展望も思うがまま。 天候に翻弄はされましたが、五竜からの好展望に十二分に満足できました。
朝、山頂はガスの中 五竜岳 五竜岳 雲流るる五竜岳
西方に剣岳 唐松岳を振り仰ぎ見る 唐松岳を振り仰ぐ 五竜岳がでかい!
白岳へ 牛首を振り返る 白岳の山腹と五竜岳 西方の剣岳
オオイワツメグサ シラタマノキの実 ゴゼンタチバナの実
五竜岳、白岳から ガス流れる鹿島槍ヶ岳 北方、白馬岳が現れる 白馬から不帰岳の尾根
西方の剣岳 北方、白馬岳が現れる 北方、白馬岳が現れる 五竜岳山頂の岩場
五竜岳山荘を見下ろす 紅葉の遠見尾根
 五竜山荘で食事の後、遠見尾根を下ります。 白岳の急斜面を過ぎると、いくつか展望台はあるものの、全体には潅木帯となるため、 展望も風もなく、面白みの少ない路でした。 それでも、大遠見や小遠見には日帰りハイキングの人もちらほら見かけました。
唐松岳を返り見る 白岳の分岐点 紅葉の五竜岳、西遠見にて 五竜の稜線、西遠見から
イチゴ?の実 エゾリンドウ? ツルリンドウ? ホツツジ?
五竜岳、大遠見から 五竜岳、大遠見から
 下山口のエスカルプラザでのんびりと入浴し、リフレッシュ。 神城で乗り込んだ列車は、信濃大町付近から窓に雨が・・、早めに下りてきて正解だったのでしょうね。 電車を降りて自宅までの道でもパラパラと雨が降っていました。
 
 朝夕こそガスが出てきたものの、期待通りにほぼ晴れ間が続いた二日間でした。 この雨で一段と寒くなり、来週には本格的な秋山になるのでしょうか。 今年の夏は天候不順だっただけに、夏山気分で歩くことの出来た今年最後の貴重な山行となりました。、
 八方尾根は夏に一度歩いていますが、雪のない遠見尾根は初めて。 潅木の少ない八方尾根とは対照的な路でした。 白岳を降りて西遠見からはずっと潅木帯が続く道で、展望も少なく、またあいにく高めの気温で風も少なかったため、結構暑くて大変でした。 雪の遠見尾根は歩いてはいるのですが、雪山での印象と随分と違うな、と感じました。
 唐松頂上山荘は噂どおりの気持ちいい小屋でした。 先週の五連休の後もあってか人も少なめで、快適に過ごすことが出来ました。 ただ気になったのが、使い捨ての食器。妙に重さのない食器に違和感があります。 食事がおいしかっただけに、なにか残念な、複雑な気持ちが残りましたが、 水の貴重な稜線の小屋の大変さなのでしょうか?

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制作:加藤 輝男 2009年10月18日
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