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津軽の名峰:岩木山へ遠征 2009年7月17日(金) |
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会社都合の休みの金曜日、ふと思い立って北東北の山へ遠征することにしました。 いつもの夏休みの時期、北東北は祭りでざわめいているので敬遠していたのですが、今なら大丈夫ですよね。 関東地方は梅雨明け宣言が出たものの、東北地方には梅雨前線がウロウロしていますが、天候は持つのでしょうか?。 心配ながらも、夜行バスに乗り込みました。 | |||
第1日目: 岩木神社前(0805)→桜林公園(0827)→七曲(0848)→姥石(0950-1000)→焼止り(1115-30)→錫杖清水(1240-45)→鳳鳴小屋(1320-30)→岩木山(1355-1415)→鳳鳴小屋(1430)→八合目(1505) |
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明けて17日、少しマシで雨は降りそうにないので、まずは岩木山へ向かい、古くからの百沢コースをたどります。 このコース、登山口の岩木山神社は標高約200m、山頂1625m、標高差約1400mを一気のぼりの道です。 コースタイム4時間30分〜5時間位をみていたのですが、寝不足のためかテント装備を背負ってはペースは遅れに遅れ、山頂に着いたのはようやく2時前でした。 | |||
降りは岳温泉まで歩く予定でしたが、八合目まで下りたところでバスに乗車してしまいました。疲れた〜〜・・。 | |||
弘前に到着したのはもう夕方の5時半頃。 この時間では八甲田まで入れるわけもないため、駅前のビジネスホテルに宿泊することにしました。 八甲田行きのバスは青森7時20分なので、始発で青森に移動すれば十分間に合いますしね。 さ〜〜て、今日は寝るぞ〜。 | |||
古の百沢コース、上部は急登が続くものの、沢沿いなので意外と涼しく歩くことができます。 今回は上部の残雪も20-30m程度で大したこともなく、錫杖清水で十分休憩がとれます。 足元が気になる箇所もありますが、沢沿いなのでミチノクコザクラやオオバキスミレが楽しませてくれました。 | |||
さて、ホテルでニュースと天気予報も見たし、寝るか、と思っていたら、大雪山系での遭難のニュースが飛び込んできました。 大雪山〜トムラウシのメインルートのツアー登山でしたが、天候が悪く風雨での低体温症によるもの、とのこと。 トムラウシは火山帯なので風をよける箇所もなく、私が行った時も、風雨の中、 トムラウシ公園〜前トムラウシ平では強い雨と風に閉口していたのを思い出しました。 前トムラウシ平を廻り込めれば、風もなくなるのですが・・・。 緯度の関係で、北海道の2000m峰は日本アルプスの3000m峰よりも厳しいでしょうし、避難小屋しかないので反って難しいかもしれません。 ご冥福をお祈りいたします。 |
制作:加藤 輝男 2009年10月30日
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