冬の高尾山

富士山の大展望、高尾山縦走路 2008年12月6日(土)			地図はこちら

年の瀬も暮れはじめた12月、お正月山行どこへ行こうかと悩み始める前に、体力作りが先だろうと思い、高尾縦走路を歩くことにしました。この春も何度か行ってますが、それでもまだ歩いていない一ノ尾尾根から陣場山に向かいます。木曜日から金曜日にかけて低気圧が通過したし、天気予報では土曜は快晴だったのですが、小仏トンネルを越えると薄雲の空でした。

藤野(0600)→落合(0640)→陣馬山(0815-35)→影信山(1000-10)→城山(1050)→高尾山(1125-30)→高尾山口(1220)
早朝の電車を藤野で降りて、栃谷へ向かいます。栃谷鉱泉への道と別れて、一ノ尾尾根へ。すぐに植林帯になり、ひとしきり登ると道は緩やかになって一ノ尾を通り過ぎます。再び急登をこなせば、陣場山の山頂はもうすぐです。

山頂では、雲は低くなって富士山の大展望が迎えてくれました。夏を思わせる雲と雲海？の光景にビックリ、とても冬とは思えなかったですね。また、めずらしく遠く相模湾の江ノ島まで見ることができました。


高尾山口までの予定なので、心持ち足早に影信山へ。ここでも関東平野の展望が待っていました。

高尾山に着く頃には、空には霞がかかりはじめて展望もなく写すものもなく、増えてきた観光客から逃げるように、一号路を駅まで急ぎます・・・。都会のすぐそば、六時間近くのチイ旅も終りになりました。


久しぶりの山歩きですが、もう冬だというのにとても暖かく、山上では雲海だし夏雲が湧いているし、何か調子ッぱずれの山歩きでした。冬休みまでにはまだ間があるし、足慣らしに雪山にも行かないとなあ・・・。
今回出会った、思いもかけない行楽客の話を少しだけ-- 　城山から歩いてもう少しで高尾山、というところで運動靴の女性二人組が高尾山から歩いてくるのに出会いました。城山方面に行くには余りにも軽装なので聞いてみると「ケーブル駅へ行きます」？との返事。ここは山頂から西へ10分余りの場所、ケーブル駅は山頂の東側なのです、どうやったら間違えるのか・・・？。イラストのガイドは持ってきていても荷物の中で見てないし、 2008年になって急に増えた行楽客ですが、つくづく怖いな～と実感しました。『げに先達はあらまほしき』ということでしょうか。

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