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剣山縦走:一ノ森から次郎笈、三嶺へ
2008年8月3日(日)〜5日(火)
地図はこちら
 
 今年の夏は計画を立てる時間もなく考えをまとめあぐねていたのですが、思い立って四国・中国の山を巡ることにしました。 剣山、石鎚山とも観光の山であって共に日帰り可能なのですが、それでは遠征(?)する意味もないので、山中一泊か二泊したいですよね。 それで、剣山系は、一ノ森から三嶺まで歩く計画にしました。 バス便が少ないのが困りものなのですが、どうにか移動の計画も出来上がり、いざ出発!。
 東京から夜行バスに乗って鳴門海峡を渡り、列車で穴吹へ、さらにバスに乗りかえて終点の川上で下車します。 ここから、剣山の古い登山道をたどり、一ノ森へ向かいました。

第1日目:
 川上バス停(1000)→コリトリ橋(1035-40)→剣神社(1200-15)→追分(1355-1410)→一ノ森(1540)
 垢離取橋から林道を外れ登山道に入ると、いきなりの急登が剣神社まで続きます。 神社裏から再び登山道に入り、追分で行場への道を分け、一頻りの急登が緩やかになると、ヒョッコリと一ノ森ヒュッテの前に飛び出しました。
吉野川 不動淵? 終点の川上 垢離取橋
登山道 剣山神社 竜光寺 ノアザミ?
追分 一ノ森ヒュッテ 一ノ森ヒュッテ
 一ノ森ヒュッテはちょっとしたお花畑の中に建つとても気持のいい小屋でした。 今夜はゆったりと寝られます・・・ZZZzzz。。。...
?? シコクフウロ シコクフウロ キレンゲショウマ
クガイソウ イブキトラノオ ミヅキ?? ??
 夕方、陽の入りを見るために、小屋裏の展望台・三角点までお散歩。素晴らしい展望でした。
剣山夕景 夕陽の剣山 夕陽の剣山 夕焼け雲
第2日目:
 一ノ森(0550)→剣山(0640)→次郎笈(0735-50)→丸石(0850)→丸石避難小屋(0910-25) →高ノ瀬(1015-20)→立石分岐(1045-1100)→1732m峰(1135)→白髪避難小屋(1230-1310) →白髪分岐(1320)→カヤハゲ(1400-15)→三嶺(1530)→三嶺避難小屋(1540)
 朝、御来迎の写真を撮影。今日もいい天気です。そのあとからゆったりと出発します。
黎明 未明の茜空 未明の剣山
陽の出 陽の出 陽の出 薄雲の剣山
 朝流れていたガスは剣山頂に着く頃には晴れ上がり、次郎笈の山頂では一ノ森から三嶺までの縦走路を眺めることができました。
剣山への縦走路 剣山への縦走路 鞍部の分岐 殉職の碑
カニコウモリ? 経塚森 ニノ森にて 一ノ森
剣山山頂 一ノ森の展望 朝の次郎笈 峠からの次郎笈
ヤマハハコ トモエソウ? コモノギク? バイカウツギ??
朝陽の剣山 朝陽の剣山 剣山稜線 塔丸
次郎笈山頂 三嶺までの縦走路 剣山からの縦走路 剣山からの縦走路
 丸石から白髪避難小屋まではほとんどが笹原の中、アップダウンもうるさい道で、ちょっと疲れ気味かな・・・?。 で、白髪避難小屋では小休止とばかりお昼寝でした。
丸石山 丸石避難小屋 祖谷への分岐 高ノ瀬の稜線
ニガナ? ヒヨドリバナ? ヤマミゾソバ? ユキノシタ科??
ミヤマシャジン シュロソウ?? バライチゴ? ツルニガクサ?
中東山 白髪避難小屋
 白髭分岐から今日最後の300mの登り、大岩を鎖で巻くと一息で素晴らしい展望の三嶺の山頂に到着。 今夜の宿の三嶺避難小屋が直ぐ足下に見えていました。
縦走路を振り返る 白髪山 三嶺へ カヤハゲ
三嶺へ 三嶺山頂 三嶺山頂にて 避難小屋分岐
三嶺避難小屋 山上の池 ヒメシャジン
 展望の良い山頂台地でしたが、午後は薄雲が拡がり、すっきりとしない陽の入りでした。
三嶺避難小屋 白髪別れ 夕陽 陽の入り
笹に覆われた三嶺 三嶺、夕景
第3日目:
三嶺避難小屋(0355)→ダケモミの丘(0440)→登山口(0515)→名頃(0550)
 名頃の始発バスに乗るために、陽の出前の暗いうちに、ヘッドランプを灯けて避難小屋を出発。 ダケモミの丘から山腹へ巻く頃には明るくなり、バスには十分な余裕で名頃に到着しました。
名頃で三好市営バスに乗車
 
 名頃からバスを乗り継いで大歩危駅へ。 さらにJRの列車に乗り換えて、伊予西条へと向かいます。 途中、列車の窓から見る備讃瀬戸に、何かしら懐かしさを感じていました。
 剣山だけを歩くなら観光地ですが、一ノ森から三嶺まで縦走したことで、想い出深い山行とすることができました。 一ノ森ヒュッテもとても気持ちのいい小屋でしたし、三嶺の避難小屋も綺麗な小屋でしたね。見っけ物です。 しかし、午前中に1本しかないとはいえ、そのバスに乗車するために未明にヘッドランプ点けて歩くのは本当に大変でした。 連絡の悪いバス便どうにかならないものでしょうか・・・。

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制作:加藤 輝男 2008年9月15日
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