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奥秩父:梅雨の晴れ間に大菩薩峠
2007年6月16日(土)
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 金曜日に梅雨入り宣言があったばかりだというのに、今度の週末は晴れ予報になりました。 梅雨入りしたから雨だとばかり思って準備をしておらず、急な遠出は計画が立てられなかったので、また大菩薩へ行ってみることにしました。困ったときの大菩薩頼み ^_^;;  それでも、丸川峠から登山口に戻るこのコースは、本当に久しぶりです。

 大菩薩峠登山口(0755)→千石茶屋(0825)→上日川峠(0925-30)→大菩薩峠(1220-25)→雷石(1130)→大菩薩嶺(1140)→丸川峠(1230-55)→大菩薩峠登山口(1405)
 早朝の電車で塩山駅へ、市民バスで登山口に向かいます。久しぶりの晴天のせいか、2台のバスに30人近くが乗っていました。 身支度を整えて、新緑の中を登山道へ。最初は大汗でしたが、上日川峠に近づく頃には爽やかな風が吹いていました。
緑の登山道 登山口 ヤマツツジ? ヤマツツジ?
南アルプスだ! イヌブナ? ホソバテンナンショウ?
上日川峠 富士見山荘から 水場
ヒナスミレ? ヘビイチゴ? ミツバツツジ? ミツバツツジ?
  今日なぜかこの時期にしては珍しく遠望が利き、稜線に出てみると、富士山ばかりか南アルプスの稜線まで丸見え!!。 珍しいこともあるものですね。おかげで雷岩までの稜線漫歩を十分に楽しむことができました。 一方、この時季は春のお花が終わって夏の花が咲き出していない頃。 稜線の草原もこころなしかまだ緑が薄く、お花ももう一つ、だったでしょうか。
新緑のトンネル 南アルプス 白根三山 荒川三山と
親不知ノ頭へ 富士山が見えた 親不知ノ頭から
ヘビイチゴ? タンポポ? コケリンドウ?
上日川と富士山 空を歩く登山者 親不知ノ頭から 大菩薩嶺への尾根
大菩薩嶺への道 富士山 南アルプス稜線
もうすぐ雷岩 もうすぐ雷岩 富士山 南ア稜線
 心行くまで展望を楽しんだ後は、大菩薩嶺へ。ここからは奥秩父特有の樹林帯になります。 足元のお花を楽しみながら歩くと、ヒョッコリと草原状の丸川峠に飛び出しました。 ここからも正面に富士山が眺められます。
大菩薩嶺にて 丸川峠へ 丸川峠へ
ミヤマカタバミ? キンポウゲ? キンポウゲ?
富士山を見る まるかわ荘 富士山を見る 富士山を見る
 丸川峠からは標高差約800mの下り。 急坂をじっくりと下ると、遠くに水音が聞こえるようになり、やがて今朝歩いた車道に飛び出しました。 あとは、車道をたどって、バス停のある登山口へ・・・。
ヤマツツジ? ヤマツツジ? 丸川峠へ
雲峰寺の山門
 下界は30℃を越える猛暑だったそうで、涼しかった稜線との別れを惜しんで、バスで帰途につきました。 本当にいい天気だったよネ・・・・・
 
 大菩薩へは何回目だろう、ってくらい出かけていますが、梅雨空のこの時期なのに、このような展望が得られるとは思ってもみない儲けモノ(?)でした。 これほどキリッと晴れ渡って遠望が利くのは、冬枯れの時期でもそう多くはないと思います。 お花はちょっと時季をはずしたようですが、それでも富士山・南アルプスの展望を十二分に楽しむことができました。 これでまた当分は梅雨空かな・・・・・??

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制作:加藤 輝男 2007年6月24日
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