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富士を友に西丹沢から山中湖へ
2003年3月8日(土)〜9日(日)
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 週末毎に天候の悪かった2月が終わり、3月となってようやく今週末は二日間とも好天が期待できそうです。 さっそく、暖めていた計画(西丹沢から山中湖)を実行に移すことにしました。 これは、昨冬悪天候で敗退したコースへの再挑戦です。

第1日目:
 西丹沢(0940)→用木沢出会(1005)→沢分岐(1100-05)→白石峠(1210--20)→モロクボ沢の頭(1415-20)→畦ヶ丸(1445)
 早朝、電車とバスを乗り継いで、西丹沢に到着、今日はいい天気です。 林道を用木沢出会、キャンプ場と高度を上げて行きます。 沢分岐から急登をこなすと、白石ノ滝展望台に到着、この辺りから雪が増えてきます。 再び急坂を越えると、雪の中の静かな白石峠にたどり着きました。
大室山を見上げる 沢を渡る 白石ノ滝 滝見台 白石ノ滝遠望
白石峠へと続く急坂 白石峠にて
 白石峠から南へと道をとります。水晶沢の頭を越えると、樹間から富士山や桧洞丸が姿を見せるようになりました。 思ったよりきつい、いくつものアップダウンをこなすと、やがてモロクボ沢の頭に到着。 菰釣までは遠い(明るいうちに着けそうもない??)ので、今日は畦ヶ丸避難小屋に泊ることにして、再び急坂を越えてようやくで小屋に着きました。
樹間の桧洞丸 モロクボ沢の頭にて 畦ヶ丸避難小屋
 到着後に別のパーティー(3人)が着いて、今夜は計4人。少しでも多いほうが小屋が暖かいので大歓迎です。 小屋にはマット・毛布等もあり、暖かく過ごすことが出来ました。
第2日目:
 畦ヶ丸(0600)→モロクボ沢の頭(0615)→城ヶ尾峠(0725-30)→菰釣避難小屋(0910-1010)→菰釣山(1035) →石保土山(1240-45)→大棚ノ頭(1326)→高指山(1430-35)→平野(1520)
 今日の行程も長いので、日の出前に小屋を出発、急坂を再びモロクボ沢の頭へと引き返します。 いくつかのピークを越えて、城ヶ尾峠で小休止。小さな登下降を繰り返して避難小屋に到着。 手入れの行き届いた気持ちの良い小屋でした。ここで遅い朝食をいただいて、再出発です。
今日も好天・・・・ 日の出頃の丹沢の主稜線 頭を出した富士山 城ヶ尾峠にて
 緩い登りをつめると菰釣山で、少し先の展望台からは、真正面に雄大な富士山の眺めがあります。 右手に御正体山を従えて、再び登下降を繰り返し大棚ノ頭へ。 注意して急な階段を降り、山伏峠への道を分けて、ひたすら尾根道を下ると、ようやくで高指山・・・・。 空は少し雲が出てきていますが、正面に富士山、足下には山中湖の展望を堪能してから、眼下の山中湖目指して下りました。
菰釣の避難小屋 真正面に富士山 富士山と山中湖 東海自然歩道の案内図
 別荘地帯の中が判り難いものの、車道に出るとまっすぐの道を平野へと向かいます。 山中湖周辺はニ三日前に30cmの大雪が降ったらしく、歩道が雪で埋まっていました。
 
 この時期、入山者も少なく、静かな山歩きを楽しむことが出来ました。 「菰釣まで行けるかな?」という甘い考えもあったのですが、結局畦ヶ丸避難小屋泊りでした。 とすると、昨冬予定のコース(加入道から平野へ)は無謀な計画だったのでしょうか。 前回は2月の雪の多い寒い時期でしたしネ。
 菰釣山からの展望が素晴らしかったので、菰釣避難小屋泊でもう一度行ってみたいナと思っています。

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制作:加藤 輝男 2003年3月22日
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