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展望に恵まれた道志二十六夜山
2003年3月21日(金)
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 せっかくの三連休は、真中の土曜日が「雨」の予報で、遠出は出来なくなりました。 仕方なく、日帰りででも、と今倉山から二十六夜山への稜線をたどるコースへ行ってみることにしました。 標高1500m足らずの山々ですが、素晴らしい展望が得られるそうです。 残雪が予想されるのでスパッツを持って、都留からのバスに乗るためにいつもよりも少しゆっくり目の電車に乗り込みました。

 道坂トンネル(0845)→今倉山(0935)→赤岩(1025-45)→二十六夜山(1135-45)→上戸沢(1250)
 都留市駅からバスに乗って、道坂トンネルで下車。予想通り雪があるので、スパッツを着けてから出発です。 ひと登りで稜線に出ると、左へ尾根筋をたどります。 ふり返れば樹間には、ドッシリとした御正体山と、その肩に富士山が頭をのぞかせていました。
今倉山登山口 ふり返れば御正体山 富士山を見る 今倉山山頂
 静かな今倉山の山頂からは西へとトレースを歩きます。 ゆるやかな下り・上りをこなすと、展望に恵まれた赤岩(松山)に着きます。 富士山はもとより、南アルプスや奥秩父の稜線まで見えていました、う〜〜ん、いいな〜〜〜、この景色・・・・。
二十六夜山への稜線 御正体山と富士山 赤岩の標識 赤岩よりの北面
南面の展望 西方の展望 南アルプスの遠望 御正体山と富士山
大菩薩連峰の眺め
 写真撮影に忙しかった赤岩を越え、再びゆるやかな尾根筋をたどります。 尾根を分断する林道を過ぎ、ちょっとした登りをこなすとまもなく二十六夜山です。 暖かな陽だまりの中、正面の富士山を飽くまで眺めていました。
静かな稜線の登山道 林道を横切る 御正体山と富士山 二十六夜山山頂
 さて、上戸沢までの下りの道を採ります。北面の道は残雪も多く、滑らないよう気を使いながらの歩きとなりました。 やがて尾根道と別れ、ジグザグの道を下れば、沢音が聞こえてきます。 暗い杉林を抜け、車道に出ると、上戸沢のバス停でした。
上戸沢へ
 「間に合うハズがない!」と思っていたバスに間に合ったので、芭蕉月待ちの湯に寄らずに帰ってきてしまいました。 良かったのか、悪かったのか??どちらでしょう?
 
 今冬は、何か富士急線沿線の山が多かったような気がします。 今倉山の登下山口へのバスが少なく不便なのですが、赤岩・二十六夜山の稜線は素晴らしい展望でした。 正面の富士山をはじめ、奥多摩、奥秩父、遠く南アルプスまで望めました。
 稜線のトレースは、数日前に団体が歩いたらしく、ツルツルで滑りやすくて大変でしたが・・・・。 ブナやミズナラを縫って歩く道は、新緑や落葉の頃がお勧めかもしれませんネ。

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制作:加藤 輝男 2003年4月19日
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