ホーム日付順 | 地域別 | お気に入り | イエローページ


雪の八ヶ岳を眺めに飯盛山へ
2002年1月14日(月)
地図はこちら
 
 このお正月は、天候不良と風邪のためにどこへも行けなかったので、青春18切符が余ってしまいました。 それで、のんびりと歩けるところをと、八ヶ岳の好展望台である飯盛山へ行ってきました。

 いつもの様に、高尾駅の始発の電車に乗ると、甲府駅を過ぎたあたりで日の出になります。 竜王、塩崎付近の車窓からは、陽の出で赤く染まる、甲斐駒や八ヶ岳の眺めを楽しんでいました。
 清里駅(0815)→平沢(0845)→飯盛山(0950-1000)→平沢峠(1040)→JR最高点(1115)→野辺山駅(1140)
 小淵沢付近までは雪がなく安心していたのですが、小海線に乗り換えると雪がチラホラと・・・。 清里〜平沢間の車道も所々雪が残っていました。平沢から登山道へと入り、牧場の柵を越える頃には、 もう立派な雪山でした。振り返ると、八ヶ岳の白い稜線が迎えてくれます。 沢筋から尾根を乗り越すと、もう稜線の南斜面になり、飯盛山の山頂ももうすぐそこに見えています。 最後の坂道を登り切ると、ゴツゴツした山頂に到着です。富士山、南アルプス、八ヶ岳、と素晴らしい眺めでした。 遠くには浅間山まで見えています・・・・。
朝の甲斐駒ケ岳 平沢から見る八ヶ岳 小尾根から振り返る八ヶ岳 こんもりとした飯盛山山頂
南アルプス北部の稜線 雪の八ヶ岳遠望 遠くに見える浅間山 山頂から見る富士山
 薄雲が広がって肌寒くなってきたので、野辺山へと下山します。途中にぎやかな人声だと思ったら、 野辺山スキー場のスピーカーでした。もう少し静かにしてほしいな・・・・。 正面に八ヶ岳を見ながら雪の稜線を北面にたどり、車道に下り着いたところが平沢峠。 ここからは車道をたどり、JR最高地点に寄り道をした後は、野辺山駅へと急ぎました。
下山道からの八ヶ岳 野辺山高原から八ヶ岳 JR最高地点の石碑
 野辺山からワンマンカーに乗って小淵沢へ。中央線への連絡もよく、自宅に帰り着いたのはまだ午後3時過ぎでした。
 
 4時間歩くために、往復6時間の電車・・・・。18切符がなければ行かなかったかもしれないですが、 その展望のよさには抜群です。 新緑の芽吹く頃や草紅葉の頃、まだ白い八ツの稜線の展望をのんびりと楽しむにはいいところですネ。 今回、平沢峠に自家用車を止めて、往復している人にずいぶん出会いました。 雪山ハイキング入門というところでしょうか。冬の最中ということで、スパッツとストックが必携です。

[戻る]

制作:加藤 輝男 2002年1月25日
Copyright © 2002 by Teruo Katoh