ホーム日付順 | 地域別 | お気に入り | イエローページ


1995年初冬−東北:吾妻山
1995年11月3日(金)〜4日(土)
地図はこちら
 
 仕事の合間を見つけ、吾妻山を縦走する計画を立てました。 浄土平でバスを降り、稜線をたどって弥兵衛平小屋へ。 翌日は西吾妻まで行って、白布高湯へ下りる予定でした。 早朝東北新幹線に乗り、福島駅に降り立ったのですが、前日雪が 降ったためドライブウェイが閉鎖されて、バスが出ません。 仕方なく、吾妻高湯から家形山まででも、と登山道へ入りました。

第1日目
 高湯(0900)→大滝橋(1015-20)→賽の河原(1130)→慶応小屋分岐(1220)→家形山避難小屋(1310)
 昨日の雪はかなり降ったらしく、賽の河原を越えた辺りで数センチの積雪になっています。 慶応小屋分岐辺りからは風も出てきたため、家形山まで行くのは無理と判断し、山腹を家形山避難小屋までたどりました。 十人程度で一杯の小さな小屋でしたが、ともかくもこれで一安心です。
第2日目
 避難小屋(0645)→慶応小屋分岐(0715-20)→賽の河原(0805-15)→大滝橋(0850)→高湯(0930)
 翌朝は風が強いものの晴天。夜明け頃に小屋の裏の雪の山肌が真っ赤に燃えるのを眺めていました。 昨夜も雪が降った上、風が強いので、登頂をあきらめ、早々に高湯まで戻り、朝風呂に入った後、バスで福島へ戻りました。
茜に染まる家形山の稜線 一夜の宿の家形山避難小屋 白銀の家形山の稜線 雪をまとった木々
KO山荘分岐付近(1) KO山荘分岐付近(2)
 
 吹雪けばもう雪山、というのは十分にわかっていたつもりでしたが、 まだまだ山を甘く見ていたのかもしれません。十分力を蓄えて、 またチャレンジすることにしましょう。

[戻る]

制作:加藤 輝男 2000年05月13日
Copyright © 2001 by Teruo Katoh