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1995年秋−南ア:仙丈岳 1995年9月9日(土)〜10日(日)
 
 会社の人達数人が、「どこか山に連れて行け」というので、大平小屋泊りで仙丈へ向かうことにしました。 時期は9月前半ということでみんなの都合のついた9月9日から10日。 夜行とかには慣れていないので、朝早く高尾を出て、甲府8時の広河原行きに乗り、昼過ぎに北沢峠の計画です (後で時刻表を見間違えていたのが分かり、結局甲府から広河原へはタクシーでした)。

第1日目
 大平山荘(1110)→北沢峠(1112)→二見山(1255-1330)→駒津峰(1410-25)→二見山(1455-1545)→大平山荘(1655)
 大平山荘には昼前に到着、このまま夕食ではちょっと悲しいので、足慣らしに駒津峰まで行くことにしました。 往復で大体4時間の予定です。 少し雲が上がってきて見通しが良くありませんが、ま〜足慣らしとしてはまずまずといったところでしょうか。 大平小屋の美味しい夕食をいただき、明日の天気に期待して布団にもぐり込みました。
駒津峰にて
第2日目
 大平山荘(0445)→馬ノ背ヒュッテ(0700-0830)→大滝ノ頭(0900)→北沢峠(1000)
 明けるとあいにく一面ガスで真っ白でした。雨にはなっていないので 回復するかも、と期待を抱いて、薮沢コース重幸新道へ。馬ノ背 ヒュッテで大休止している間にも天候は悪いほうに向かって行くので、 あきらめて薮沢小屋を経由して、大滝ノ頭へ向かい、北沢峠へと 帰りました。
 
 仙丈岳は、天候が良ければ好展望が期待できる、初心者にもやさしい 3000m峰です。今回は、あいにくの天候で参加者には気の毒でしたが、 少しは高山の雰囲気を感じてくれたでしょうか。「また行きましょう」 と再び声をかけてくれることを期待しています。

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制作:加藤 輝男 2000年05月12日
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