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1995年GW−南ア:光岳
1995年4月29日(土)〜5月1日(月)
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 今年のGWは、南アルプスの最南部、光岳へ行くことに決定しました。 登山基地になる便ヶ島の小屋の林さんは、 以前南ア南部を縦走したときにお世話になった、 百軒洞山の家の小屋番をしていた人です。 小屋を閉鎖した後、便ヶ島に山小屋(?)を開いた、と聞いていたのでたずねてみるのも、計画の一部です。

第1日目:便ヶ島へ移動・宿泊
 朝高尾を出発し、中央線・飯田線経由で、飯田駅へ。 連絡通り、送迎の車に2時間ほど揺られながら、最奥の便ヶ島登山小屋へ。 プレハブを利用した小屋ですが、その内装を見ると林さんが入れ込んでいるのが分かります。 夕食も、タラの芽の天ぷらをこれでもかというほど頂きました。 「お盆の時期を除けばそれほど混むことはないので、連絡してまた来て下さい」とのことでした。
第2日目
 易老渡(0750)→1400m(0925-40)→1700m(1035-45)→2000m(1150) →2200m(1240)→易老岳(1320-40)→三吉平(1500?)→光小屋(1710)
 朝、小雨。悩んでいましたが、回復傾向との天気予報で出発しました。 易老渡まで車で送ってもらい、橋を渡って、いよいよ登山道です。 小雨もあって、見晴しの無い樹林帯の中の登りです。 途中からは雪が出てきて、雨の後だけに滑りやすい歩きとなります。 途中途中で適度に休憩をはさみながら、次第に高度を上げてゆきます。 易老岳に着いてやっと一息。 あと少しと思いながらも、トレースがないので、三吉平付近で道に迷ったりして時間を食い、 センジガ原に着いたのはかなり遅くなってから・・・・。 樹林の中で小屋の屋根が見えず、ずいぶん心細い思いをしました。
易老岳山頂にて 光小屋から聖岳・上河内岳
第3日目
 光小屋(0620)→易老岳(0840)→2200m(0900)→面平(1040?)→易老渡(1200)→便ヶ島(1230)
 二日目も雨。天気がよければ聖平までの予定でしたが、 この天気では山頂に行く気にもなれず(小雨でどこが山頂かもわからない)、まっすぐと来た道を引き返しました。 上部の登山道に残っていた雪は、昨日からの雨で溶けかけており、ずいぶんと歩きにくい道になっていました。 易老渡からは、林道をたどって、便ヶ島へ引き返しました。
 
 帰りは、林さんに和田まで送ってもらい、和田から平岡まではバス。 平岡からは、豊橋に出る友人と別れて、中央線経由で帰って来ました。 う〜〜ん、天候に逆らってもしようがないし、また来るのかな?

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制作:加藤 輝男 2000年05月12日
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