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1995年正月−北ア:爺ヶ岳南尾根
1994年12月30日(金)〜1995年1月1日(日)
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 雪山訓練も終り(?)、お正月山行は予定通りの爺ヶ岳南尾根です。 天候に恵まれれば、鹿島槍南峰まで足をのばす予定です。

第1日目
 冬季ゲート(0635)→柏原新道入口(0815-20)→ジャンクションピーク(1325)
 夜行急行「アルプス」で信濃大町に着き、タクシーに相乗りして冬季ゲートに到着。 ここから柏原新道入口までは凍った林道を歩きます。今日は快晴なので扇沢を取り囲む山々が見えていました。 いきなりの急坂を息を切って登りながら、だんだんと高度を上げます。樹林帯の中で見晴しが悪いため、黙々とした登りです。 樹林帯を抜け、ジャンクションピークに着く頃は、雲が出てきて怪しい天候。 明日の朝を期待して、素早くテントを張り、シュラフにもぐり込みました。
扇沢奥の山々 棒小屋沢岳の雪壁(1) 棒小屋沢岳の雪壁(2)
第2日目
 JP(1130)→爺ヶ岳(1245)→JP(1315)
 夜中吹雪いていた天候は朝になってもおさまらないため、今日の鹿島槍は中止とばかり再び朝寝。 あまりに時間があるので、「爺ヶ岳頂上までなら」と、吹雪の中を往復して来ました。明日はどうだろうネ?。
吹雪の中の爺ヶ岳南峰
第3日目
 JP(0730)→1900m(0900)→柏原新道入口(1010-40)→冬季ゲート(1140)
 朝が明けてもやはり吹雪。 「なんかテントの中が狭いな?」と思ったら、テントも半分雪で埋まるありさまなので、早々にテントを撤収し、大急ぎで下山しました。 一昨日のトレースは雪に埋まっており、前を歩いた人は無いため、トップでトレースを付けての下山でした。 下山してみると、すぐ後に数人のパーティーがついて来ていたのを見つけて、苦笑い。あ〜あ。
冬季ゲート前にて
 
 冬季ゲートからはそのパーティーの車に乗せてもらって、薬師の湯へ。元旦から温泉とはこれまたいい気分。 暖まった体でJR大糸線に乗って帰って来ました。 昨年(八方唐松)に続きの吹雪、正月の北アの天候は厳しいですね。

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制作:加藤 輝男 2000年05月10日
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