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1994年正月−北ア:八方尾根から唐松岳へ 1994年1月1日(土)〜2日(日) |
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お正月山行で後立山方面へ行くことが多いのは、電車を降りてからのアプローチが簡単なのも原因かもしれません。 昨冬悪天候で登頂できなかった遠見尾根に代わり、 今回は八方尾根から唐松岳へ行く計画を立てました。 年末の天気予報をうかがいながら、大晦日・初詣で混雑する高尾駅から夜行各停の電車に乗り込みました。 | |||
第1日目 八方池山荘(0900)→八方池(1100?)→丸山(1305?)→テント場(1430) |
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朝、八方までバスに乗り、ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘へたどり着いたのは朝9時。 登山届を提出し、身ごしらえをしてから出発です。最初ガス・小雪があったものの、八方池に着く頃はガスも切れてきました。 雪をまとった白馬三山が綺麗に見えています。 下ノ芝から上ノ芝へと快調(?)に飛ばし、風が強い丸山の登りにあえぎながら、稜線の一角でテント泊ですが、 途中で一緒になった2人組のテントに入れてもらえることになりました。感謝感激です!!。 | |||
第2日目 テント場(0905)→唐松岳(1015-20?)→テント場(1100)→下ノ樺(1130)→八方池山荘(1200-20)→兎平(1300) |
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朝方テントから顔を出すと、高曇りながら遠く富士山まで見えています。 「これならOK!」と朝食をとっていると、雪が降り始めました。吹雪の中を3人一緒に頂上へと出発。 途中1人加わって、合計4人で吹雪の中の唐松岳山頂にたどり着き、かわるがわる記念撮影をして、早々に引き上げました。 | |||
テントに戻り連泊する2人に感謝しつつ別れを告げて、八方尾根を駆け下りました。 八方池あたりから陽が射しはじめ、兎平では晴れになりましたが、大糸線から見る山頂稜線は相変わらず雲を抱いていました。 | |||
天候さえ確信できれば、八方尾根(と隣の遠見尾根)は冬山を体験するのに好い場所だと思います。 両方とも、途中までゴンドラ・リフトがありますから高度を稼ぐことが可能ですし、スキーヤーを含め人が多いことも安心です。 でも、後立山の好天を期待できるのは、春になってからでしょうか? |
制作:加藤 輝男 2000年05月07日
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