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1992年冬−奥秩父:両神山 1992年2月8日(土)〜9日(日) |
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個人的な理由でこの春は忙しくて、あまり出歩けなくなりそうなので、今のうちに、と両神山へ行くことにしました。 秩父駅からバスになるのですが、なかなかバス便の時刻表がわからず、結局「行ってみるしかない」と、出かけることに・・・・。 | |||
第1日目: 出原上(1100)→日向大谷(1130)→会所(1200-10)→清滝小屋(1415) |
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朝早くの八高線・西武秩父線に乗車して、秩父駅に到着。 小鹿野町役場までは結構バスがあったものの、日向大谷口行きのバスは少なく、1時間半ほど待ったと思います。 出原でバスを下り、日向大谷までの林道をたどります。山腹を高巻する道を進むと、会所で沢沿いに変りました。 沢沿いのトレースを見つけられずに迷ったりしましたが、やがて登りになると、清滝小屋に到着。 今夜宿泊するのはたった二人・・・・。十分暖かくして眠りに就きました。 | |||
第2日目: 清滝小屋(0640)→両神神社(0805-10)→両神山(0840-0900)→両神神社(0915-45) →一位ガタワ(1005)→白井差(1050)→白井差口(1115) |
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小屋裏の急坂を登りにとり、産泰尾根の道になります。 でも、入山者が少ないのでトレースがわかり難く、吹き溜まりでは膝上くらいの雪があったり、と結構大変でした。 振り返ると、樹林の隙間から陽の出が望めました。それでも、1時間ちょっとで両神神社に着き、小休止です。 | |||
両神神社からは稜線の道を一息がんばれば、ようやく両神山頂です。山頂には奥ノ院の小祠があり、四方に展望が広がります。 | |||
さて、山頂からの道を慎重に下ります。 このところ天候が良かったものだから、尾根筋はつるつるの氷になっており、結構気を使いました。 一位ガタワから急坂を下ると、沢沿いに変り、白井差まで続きます。今回はバスなので、さらに30分の車道歩きが残っています。 | |||
白井差口からはバスで、薬師堂乗り換え、三峰口へ到着します。そこからも秩父鉄道、西武秩父線、八高線、と乗り継ぎです。 八ツへ行くよりも、旅行したな〜という気分になれました ^_^;;。 | |||
清滝小屋は丸太作りの気持ちの良い小屋でした。冬の両神山、特に日向大谷からの道は人も少なく、静かな山行ができました。 穏やかな山腹の道と、ゴツゴツした岩の稜線との対比も面白かったです。 | |||
最近の雑誌で、白井差口からの登山道が通行禁止になったのを知りました。 確かに、両神神社からは人影が増え、そのほとんどが白井差からの日帰り山行でしたから、当時から人気が高かったのだと思います。 両神は近い割に「遠い」山です。途中の行き帰りも山行の一部、と思ってのんびり行く心の余裕(?)がイイのかも・・・・。 |
制作:加藤 輝男 2000年12月02日
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