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1991年初夏−北信:戸隠山
1991年6月1日(土)〜2日(日)
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 昨年は北信の雨飾、火打・妙高と立て続けに出かけて、それらの山頂から眺めていたのが信州北部の戸隠山・高妻山です。 すっくとした高妻山と、鋸刃のような戸隠山が対照的でした。梅雨になる前に、と予定を立てて今回出かけました。 八王子から周遊ルートにして、夜行急行で長野へ向かいます。

第1日目:
 奥社入口(0805)→戸隠奥社(0835-50)→胸つき岩(1000-10)→八方睨(1040-55)→一不動避難小屋(1245)
 奥社に着くと稜線は雲がかかっている様子です。 社務所の脇から登山道に入り、五十間長屋、百間長屋と歩き、天狗の露地から蟻ノ戸渡に出ます。 道幅2-30cm、両側が切れこんでおり、慎重に通過しました。 八方睨から一不動への縦走路は、打って変わって穏やかな道で、足下に広々とした戸隠の森林を見ながらの歩きでした。 野生の猿があちこちにいてうるさかったし、少し不安でもありました。
八方睨から見た高妻山 八方睨から見た高妻山 一不動へと続く稜線 切れこんだ岩壁
第2日目:
 一不動避難小屋(0430)→五地蔵山(0510)→九セイシ(0555)→2200m(0620-0700)→五地蔵山(0755) →一不動(0820-0900)→戸隠キャンプ上(1015)
 日の行程は長いので、暗い内に出発し、二釈迦、三文殊と順調に越えて行きます。 八丁ダルミから上りとなり、九セイシを越えると急坂に。 しかも北面は残雪となっているため、結局、2200m付近まで達したものの引き返すことにしました。 一不動からは沢沿いに下り、不動滝のトラバースを過ぎると、戸隠キャンプ場ももうすぐです。 しかし、この沢沿いコースも残雪があり、水量も多く、結構大変な道でした。 霧雨状で身体が濡れてしまい、長野へ引き返すバスの中、乗客が私一人なのを良いことに最後部席で着替えをしていました。
五地蔵山からの黒姫山 麓の戸隠牧場 戸隠牧場から振り返る 戸隠牧場から振り返る
 
 今年は残雪が多いのでしょうか。高妻山の北面や大洞沢にも残雪があり、雪田を越えられませんでした。 軽アイゼンを持ってくるのだったと反省しきりでした。


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制作:加藤 輝男 2000年11月26日
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