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1990年正月−奥秩父:甲武信岳から金峰山へ
1990年1月1日(月)〜3日(水)
地図はこちら
 
 初めてのお正月山行、どこへ行こうかな、って言っても雪山なので、歩くのにあまり心配の無い奥秩父へ行くことにしました。 稜線に営業小屋があるので、そこに泊る予定です。

第1日目
 新地平(0735)→西沢分岐(0800)→二叉(0850)→1869m(1010)→分岐(1220)→木賊山(1235)→甲武信小屋(1245)
 雁坂峠から辿ろうかとも思っていたのですが、時間的に厳しいような気がして、ヌク沢から戸渡尾根に変更しました。 急な登りなのでどんどん高度を上げて行きます。背後の山々の展望が広がって行くのが楽しみなのですが、 さすがに稜線に着く頃には疲れてしまいました^_^;;  稜線から甲武信小屋まではほんの一息です。小屋に荷物を置いてまずは山頂へ。
戸渡尾根から見た富士山 戸渡尾根から見た富士山 遠くに稜線が見え出す 広瀬湖が小さくなる
木賊山から望む甲武信岳 国師岳と金峰山の遠望 甲武信岳にて
第2日目
 甲武信小屋(0630)→甲武信岳(0645)→富士見台(0745)→東梓(0850)→国師ヶ岳(1120) →大弛(1155-1255)→朝日岳(1350)→金峰山(1455)→金峰山小屋(1510)
 早めに小屋を出て、山頂で御来光を迎えました。今日は金峰山までの長丁場、足早に出発します。 東梓までの下りは順調でしたが、国師への長〜〜い登りには飽きてしまい、国師岳に着いたときはホッとしました。 大弛小屋で食べた、冷凍みかんと冷凍りんごの惨めだったこと・・・・。 鉄山を越えるまでは樹林帯の中ですが、金峰山山頂に近づくと風が強くなって、大変でした。 足下に見える蒲鉾形の金峰山小屋に急いで駆け込みました。
御来光・・ 両神山に陽が射し始める 御来光・・ 穏やかな頂上の国師岳
朝日岳と金峰山の稜線 金峰山から瑞牆山を見る
第3日目
 金峰山(0920)→大日岩(1010-15)→大日小屋(1045)→富士見平(1125)→瑞牆山荘(1200)→増富温泉(1340)
 御来光の展望を求め、陽の出前に山頂へ。山頂からは本当に360度に開けた雪山の大展望でした。 周りの山々が赤く染まっていく様を飽きずに眺めていました。
陽の出前の富士山 陽の出前の富士山 東の空から御来光が・・ 白根三山の稜線展望
甲斐駒・仙丈の遠望 朝陽が顔を出した・・ 朝陽を浴びた八ヶ岳連峰 朝陽を浴びた白根三山""
朝陽を浴びた甲斐駒・仙丈 茜に染まる八ヶ岳 朝陽を浴びた五丈岩 茜の富士山
金峰山山頂の様子 富士山遠望 シュラカブ、遠望は甲武信岳 シュラカブ、遠望は国師岳
陽を浴びて白く輝く八ヶ岳
 一旦小屋に帰って、のんびりと朝食を摂ってから出発しました。 今日は増富まで降りるだけですし、何度か歩いた路なので随分気が楽です。 富士見平で富士山を見納めし、瑞牆山荘に降りつくと、あとは増富温泉までの長い林道歩きが待っています。
金峰山の稜線を振り返る ガスの中の大日岩と瑞牆山 富士山も見納め・・・・ 南アルプスの大山脈
雲が流れる金峰山の稜線 雲が流れる金峰山の稜線 大日岩から見た金峰山 金山平から見た金峰山
金山平から見た金峰山
 
 お正月の雪山、小屋が混雑している大晦日を避けて、の山行でしたが、十分に楽しむことが出来ました。 それにしても、営業的には大変なこのような時期に山小屋を開けてくださっているのは大感謝です。 今回泊った二つの小屋とも、暖かく大変居心地のよい小屋でした。

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制作:加藤 輝男 2000年11月25日
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