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1989年夏−南ア:北岳
1989年7月8日(土)〜9日(日)
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 天気予報を見ていると梅雨の晴れ間が期待出来そうだったので、お花畑を見たいな〜、と北岳へ出かけました。

第1日目
 広河原(0700)→二俣(0840-0900)→白根御池小屋(0925-30)→小太郎尾根分岐(1200)→北岳肩ノ小屋(1230)
 朝一番のバスで広河原に到着、大樺沢の登山道へ。 なにやら今年は残雪が多いようで、登り始めてすぐ雪渓になってしまいました。 二股の指導標は雪に埋まっている状態で、アイゼン無しで(トレッキングシューズで)大樺沢を詰めるのは無理と判断して、小太郎尾根に変更しました。 尾根に出る頃には雲が上がってきており、明日の天気を不安にさせます。
広河原から見た大樺沢 雪に埋まっている大樺沢 二股にて、鳳凰三山を見上げる 大残雪の大樺沢上部
鳳凰三山の眺め 小太郎山の眺め 仙丈岳を覆う雲間から光射す 小太郎尾根と甲斐駒ヶ岳
夕陽に沈む仙丈岳
第2日目
 肩ノ小屋(0325)→北岳(0410-25)→肩ノ小屋(0450-0530)→小太郎尾根分岐(0600)→白根御池小屋(0655-0700)→大樺沢分岐(0800)→広河原(0815)
 目が醒めたら未明の3時、小屋の外に出ると満天の星が・・・・。 「これは出発するっきゃない」と、陽の出前に山頂に着くべく出発しました。 しかし、出発して30分もたたずに一面の霧になり、山頂では展望無し。 あきらめて小屋に戻ってきた頃からは小雨になってしまい、大急ぎで広河原へ駆け下りました。 濡れた体で始発のバス(10:00?)まで待つのは嫌だな、と思っていたら、親切な人が甲府まで送ってくれました。
 
 大樺沢の残雪の多さと、山の天候の変化の速さ、とを嫌になるほど身をもって体験した山行でした。 あれから何度か期待はしたのですが、さすがに梅雨の真最中なので、結局いかれていませんネ。またいつか・・・・。

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制作:加藤 輝男 2000年11月18日
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