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1989年冬−富士周辺:富士見山
1989年1月21日(土)〜22日(日)
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 どこか富士山が綺麗に見える山を探していたら、その名も富士見山。 十谷峠から稜線を辿り、頂上にテントを張って、これが初めての富士写真撮影山行です。 テントは借り物、シュラフは三期用をダブル、という装備ですが、大丈夫かな?

第1日目
 十谷(0945)→吊橋(1010-30)→大草里(1130)→茂倉林道(1230-40)→十谷峠(1410)→御殿山(1500)→1638m(1545)→奥ノ院(1610)
 身延線で乗り過ごしたおかげで、鰍沢からのバスに乗り遅れてタクシーで十石へ。 吊橋で大柳川を渡ると山道になります。大草里を過ぎ、茂倉林道を突っ切り、十谷峠へ到着、すでに午後2時。 御殿山を足早に通り過ぎ、踏み跡程度の道を慎重にたどって、富士見山奥ノ院峰に到着しました。 もう夕方の4時、直ぐに薄暗くなってしまいます・・・・。
十谷峠から見た富士山
第2日目
 奥ノ院(0900)→上ノ小屋(0945)→下ノ小屋(0950)→平須(1010)→寺沢(1125)
 朝、快晴。西の空に月がほのかに見えています。名前の通り、真正面に富士山がデンと控えています。 振り返れば、南アルプスの全稜線が、北は甲斐駒、白根三山から、南は赤石岳まで、ぜ〜〜んぶ丸見え・・・・。 陽の出で赤くなって行くさまに魅れていました。
振り返ると南アルプスの稜線 富士の背後が赤くなる 塩見岳の稜線 もうすぐ月の入り
塩見岳(右)と荒川三山 富士の裾が赤くなる 白根三山も赤く染まる 陽の出の瞬間
赤く染まった荒川三山 南ア・北岳、間ノ岳(左) 南ア・間ノ岳、農取岳(左) 南ア・広河内岳
南ア・塩見岳 南ア・塩見岳より南部 富士見山にて 南ア・塩見岳より南部
南ア・小河内岳から荒川三山 南ア・荒川三山 南ア・赤石岳、小赤石岳 鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳
甲斐駒と北岳 富士川を隔てて富士山を見る 富士山の遠望 笊ガ岳付近の稜線
白根三山の展望
 今日は麓に下るだけ、2時間強の行程です。ゆったり朝食を摂って、ノンビリ下りましょう。
信仰の富士見山山頂にて 朝陽に富士が霞む・・・・ 休憩舎から山頂を振り仰ぐ 麓の平須集落
平須集落から振り返る 富士の山頂がのぞいている
 
 この時に撮影した写真が翌年の年賀状写真になりました。 あれから、毎年年賀状は陽の出頃の富士山の写真が恒例になりました。 毎年々々撮影するのも大変なのですが、少しは写真の励みになれば、と考えています。

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制作:加藤 輝男 2000年11月12日
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