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1988年冬−奥多摩:雲取山
1988年12月17日(土)〜18日(日)
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 「もう冬山か〜〜」とばかり、同僚を誘って、雲取山へ行くことになりました。 当然、三峰口からです^_^;;

第1日目
 三峰神社(0845)→地蔵峠(1150)→霧藻ガ峰(1205-10)→御清平(1225)→前白岩(1330)→白岩小屋(1405-30)→白岩山(1500)→大ダワ(1600)→雲取山荘(1600)
 三峰口からタクシーで二ノ鳥居まで。この辺りから道端にちらほら雪が見えます。 ゆるやかな登りの地蔵峠を過ぎ、霧藻ガ峰の小屋で一休止。大洞川を隔ててどっしりとした和名倉山が見えています。 いくらか瘠せている尾根を前白岩まで登り、白岩小屋でまた休憩。白岩山を越えると、芋ノ木ドッケを巻いて、大ダワに到着。 この辺りは雪が少なく、日陰で道が凍っていて歩きにくいので注意ですね。最後の一登りで雲取山荘に到着しました。
 なにか山荘のクリスマスパーティーがあるとかで、お裾分けのケーキをいただきました、ご馳走様でした。 今はそんなことはないでしょうが、当時は古い小屋で、布団の中で震えていたのを思い出します。
霧藻小屋から見た和名倉山 霧藻ガ峰にて 大ダワへの下り、遠望は雲取山 大洞川の上流方向、奥秩父稜線が近い
第2日目
 雲取山荘(0615) →雲取山(0640-0730)→奥多摩小屋(0815-0925)→ブナ坂(0945)→七ツ石山(1000)→鷹ノ巣避難小屋(1120-35) →鷹ノ巣山(1200-45)→六ツ石の肩(1425)→羽黒神社(1600)→奥多摩駅(1710)
 薄暗い内に山荘を出発し、どうにか陽の出前に雲取山頂に到着しました。正面に赤焼けの富士山を満喫していました。
陽の出前の雲取山周辺 雲取山頂からの御迎光(1) 雲取山頂からの御迎光(2) 雲取山頂からの御迎光(3)
雲取山から見た富士山 陽に染まる富士山 赤く染まる飛竜山 南ア・仙丈、甲斐駒
南ア・北岳、間ノ岳 南ア・荒川、赤石、聖 北方の浅間山 雲取山山頂にて
雲取山山頂にて 山また山の背後の富士山 雲取山山頂にて 雲取山山頂にて
日はまた昇る 石尾根が続く・・・・
 今日はがんばって、石尾根を奥多摩駅まで下ります。石尾根は南面の傾斜で雪が少ないのが助かるところです。 七ツ石で小休止、鷹ノ巣で大休止、山並みの向うの富士の展望を楽しんでいました。 六ツ石まではまずまずの展望ですが、それ以降は樹林帯で見晴らしなし。空が薄暗くなった頃、ようやく奥多摩駅に着きました。
南アルプスの展望 山の向うに富士山が見える 鷹ノ巣山にて 鷹ノ巣山からの富士山
鷹ノ巣山から六ツ石山への稜線 南アルプスの稜線が見える 鷹ノ巣山からの富士山 鷹ノ巣山からの下り、遠景は大岳山
多摩川を隔てた三頭山
 
 このコースは比較的人出も多く、トレースがしっかりしており、(芋ノ木ドッケの巻道以外は)アイゼンも必要ありません。 雲取、鷹ノ巣辺りの南斜面は日当たりも良く、快適な日向ぼっこが楽しめます。 奥多摩は太平洋高気圧に覆われることが多いため、今回のように冬場でも好天に恵まれることがあります。 雪山初心者にも好いコースかもしれませんネ。

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制作:加藤 輝男 2000年11月12日
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