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1988年初雪−八ヶ岳:赤岳
1988年10月28日(土)〜29日(日)
地図はこちら
 
 久しぶりに赤岳へ行きたくなって、天候が少し怪しいのですが、出かけました。大丈夫かな〜〜?。 まっ、雪かもしれないので、冬靴を履いて行きましたが・・・・

第1日目
 美濃戸口(0700)→美濃戸(0740)→赤岳鉱泉(0920-1005)→行者小屋(1035-1145)→地蔵尾根分岐(1245)→赤岳(1325)
 茅野を出た頃はそれほどでもなかったのに、美濃戸、赤岳鉱泉、とだんだん天候が怪しくなりました。 大同心も霜(雪?)で真っ白。行者小屋で昼食がてら、一時間近くも逡巡していましたが、地蔵尾根を登って、赤岳頂上へ。 今夜は頂上小屋に宿泊です。小屋の窓から外を見ていると、夕方から雪になってしまいました。
残月が見える 赤岳鉱泉より大同心 大同心・小同心を望む 大同心・小同心を望む
赤岳頂上も白い 地蔵尾根上部を見上げる 大同心が低くなる 雲の切れ間に山麓を見る
赤岳山頂への道
第2日目
 赤岳(0700)→中岳のコル(0830)→行者小屋(0900-45)→美濃戸(1105-25)→美濃戸口(1200)
 明くる朝、陽の出頃は雲が多いものの、どうにか見通しはあったのですが、朝食の時間を過ぎると吹雪に・・・・。 昨夜からの雪もあって、山頂でも10cm、竜頭峰直下の吹き溜まりには太腿まで雪が積もっています。 小屋の宿泊客17名(?)のうち13人でグループを組んで、比較的安全な中岳沢ルートを降り、行者小屋でホッと一息つきました。
雲間の蓼科山 横岳の岩の稜線 富士山のシルエット
 
 別ルートの一人が行方不明になったのを「山と渓谷」で知りました。 一緒に降りた13人の内、ゴアの雨具を着ていたのは二・三人くらい、ビニールカッパの人や、布製のジャンバーの人も。 ある人は髪の毛が毛皮のフードみたいに雪で真っ白でした。はては、スニーカの人もいましたから、もう呆れるばかり。 これだけ情報過多の時代に、10月末の高山帯は雪になることがあると知らないのでしょうか・・・・。

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制作:加藤 輝男 2000年11月10日
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