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1986年秋−南ア:黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳 1986年10月10日(金) |
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先週の山行(大菩薩峠)に懲りずに、またまた山行を企てました。 ガイドブックを頼りに、黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登ることにして、夜行各駅停車に乗り込みました。 (この電車は寿司詰状態で、結局膝を抱えてウトウトしただけでした。) | |||
第1日目 竹宇駒ヶ岳神社(0530)→水場(0707-25)→笹平(0735)→刃渡(0830)→五合目(0930-35)→七丈小屋(1030-40) →御来迎場(1140)→甲斐駒ヶ岳(1245-1300)→駒津峰(1350)→双児山(1420)→北沢峠(1505) |
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長坂の駅からタクシーで竹宇駒ヶ岳神社へ着き、まだ暗い中を出発しました。笹平、刃渡と通り過ぎ、五合目へ。 屏風岩や不動岩の登りは、石に刻まれたステップとクサリで乗り越え、ひたすら登って行きます。 ひょっこり七丈小屋に出て、ホッと一息・・・・。 | |||
本当は七丈小屋で泊る予定だったのだけど、時間はまだ10時半、明るい中に北沢峠へは行きつけるだろう、と再び登行開始!。 御来迎場から上は岩場とクサリ場の連続でした。紅葉に元気付けられ、遠くに見える鳳凰三山に元気を取り戻し、 北岳に感激しながら、やっとの思いで甲斐駒頂上に到着しました。 | |||
頂上からの眺めに感激しつつも、時計を見るとまだ午後1時前。 「ヒョッとしたらバスに間に合うかもしれない」と思い始めたこともあり(ダメなら北沢峠で泊ればいいや)、 大急ぎで駒津峰から双児山を駆けぬけ、北沢峠に到着!! 北沢峠は大混雑で、バスがピストン輸送していたこともあって、広河原行きの最終バスに間に合って、帰って来ました。 | |||
なんか慌しい山行でしたが、よくもまあ歩けたものだ、と自分で感心してしまいました。 もっとも、翌日自宅で目を覚ましたのは、とっくに昼過ぎでしたが・・・・ |
制作:加藤 輝男 2000年10月27日
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