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1986年初秋−南八ヶ岳縦走 1986年9月14日(日)〜15日(月) |
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奥多摩の山々を経験して、初めての「高山」とも言える八ヶ岳・赤岳です。 先週乾徳山で足慣らししたから!と自分で自分に言い聞かせ、ガイドブックを隅から隅まで熟読して、出発!! | |||
第1日目 美濃戸口(0650)→美濃戸(0740)→赤岳鉱泉(0905-30)→硫黄岳(1100)→硫黄岳石室(1120-1215)→横岳(1250)→赤岳(1415) |
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夜行各駅停車で茅野駅に着き、バスで美濃戸口まで。身支度を整え、靴紐を締め直して、美濃戸へと向かいます。 北沢を辿り、赤岳鉱泉で休憩した後は、いよいよ硫黄岳への登りとなりました。 急登にあえぎながらも、振り返ると、樹林の間から稜線が望めます。 赤岩ノ頭に到着すると、南八ツの稜線の大展望が広がっていました。硫黄岳の火口壁もビックリでした。 | |||
ガスの湧き立つ中を硫黄岳石室へ。ここで昼食の後、横岳稜線へと進みます。 岩だらけの横岳の稜線を夢中で越え、赤岳石室からの急登を過ぎ、やっとの思いで赤岳頂上小屋に到着しました。 | |||
赤岳頂上小屋は(確か)改築の直後だとかで、木の香りのする心地好い小屋でした。 生憎の天候で、あまり展望は得られませんでしたが、「やっとここまで来られたんだ」という思いで満足し、 明日の好天を願って眠りにつきました。 | |||
第2日目 赤岳(0630)→キレット小屋(0740-0800)→権現岳(0900)→権現小屋(0927-45)→青年小屋(1015-30)→編笠山(1048-1205)→観音平(1320) |
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翌朝は朝から生憎の小雨、出発をグズッていましたが、同じ方向の人がいたので思いきって出発しました。 雨に濡れたキレットの急な降りが怖かったことだけ記憶にあります。 権現岳を越えて、編笠山の降りに道を見失ってずいぶん時間をくってしまいましたが、どうにか観音平に到着し、 タクシー相乗りで帰って来ました。 | |||
PS:実はこの赤岳への山行は、2度目となります。1度目は3週間前の8月24日でした。 この時は、赤岳鉱泉を過ぎたところで、大同心への登山道に迷い込んでしまいました。 頭上で人の声がするものの、大同心を乗り越える道を見つけることが出来ず、なくなく引き返したのでした。 今となっては良い思い出ですが、その時は泣きそうな顔だったのかな? | |||
制作:加藤 輝男 2000年10月27日
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