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インフルエンザ脳炎・脳症は、どんな人に起こるの? |
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5歳以下で、初めてインフルエンザにかかった人に多いのですが、小学生や中学、高校生にも起こり得ます。 |
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どんな症状なの? |
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けいれんと意識障害が主な症状です。 |
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いつ頃起きるの? |
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発熱したその日と次の日が最も多く出ます。 |
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なぜ起きるの? |
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脳にインフルエンザウィルスが入り込むものと、サイトカインと呼ばれる免疫物質が関係する2つがあります。 |
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予測は出来るの? |
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うなされて意味不明の言葉を発したりが前ぶれにあるとも言われていますが、多くは 突然けいれんを起こし意識不明となります。 |
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治療は? |
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脳の圧力を下げる薬などを使いますが、これといった治療法はありません。 |
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早期に判れば大丈夫なの? |
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脳炎は突然起き、また治療法もはっきりしていないので大丈夫とは言えません。 |
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それじゃ、どうすればいいの? |
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予防接種をすることと正しい診断でインフルエンザの治療薬を飲むことです。 |
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解熱剤に気をつけて! |
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小児に認められているものは、アセトアミノフェンとイブプロフェンだけです。
ジクロフェナクナトリウム(商品名ボルタレン)は脳症の死亡率を高めるといわれており、もともと小児ではショックを起こすことがある薬なので絶対使ってはいけません。 |
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病院でもらう小児用バファリンも飲まないように! |
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市販の小児用バファリンと病院のものは名前が同じですが、入っている成分が違います。病院のバファリンはアスピリンで、市販のものはアセトアミノフェンです。アスピリンは、ライ症候群という脳症を起こすといわれ、やはりインフルエンザの時に飲んではいけないとされています。アスピリンが含まれる薬には、PL顆粒という薬もありますので気をつけてください。なお、最近病院の小児用バファリンは、バファリン81mmgという名前に変更されました。市販のバファリンは服用しても大丈夫ですが、解熱剤は最小限度にとどめておいた方が良いでしょう。昔もらった薬なども使わないようにしましょう。 |