こんなの飲んでいいんですかあ?

ついにこんな日が来てしまいました。
とんでもないワインをずらりと飲む日。
ラインナップを知らされた時は絶句。どうしようかと悩む数日。そしてやっぱり「 Go ! 」のかけ声で、一同集まりました。
題して「ほんとに罪なワイン会」。

ずらりと揃った大物たちですが、早速行きましょう!
この日のリスト。

1.Bollinger R.D. Extra Brut 1990
2.ひみつのブル白
3.Chambertin 1992 (Leroy)
4.Romanee St. Vivant 1985 (D.R.C.)
5.Vosne Romanee Cros Parantoux 1987 (Henri Jayer)


「ひみつの白」が入っているところが主催者らしいです(笑)
泣く子も黙るジャイエ神様のクロパラントー、もちろん私は初めて口にします。
ドメーヌ・ルロアのシャンベルタン92というのも恐るべしの一言。さらにDRCという赤3本。
こういう日もたまにはあっていいですよね。
メンバーはブルゴーニュ大好きの6人。みんな一週間前から体調を整えて臨みました。
ではでは、いただきます。

●Bollinger R.D 1990
これが大好きというLさん、思わずにっこり。もちろん全員が幸せモードです。注ぎ始めると同時に華やかに広がる強い香り、りんご、あんず、蜜、梅、チャツネ!酸味と厚みの両方をイメージさせる複雑で味わい深い香り。はつらつとした熟成の香り(というのはほんとはないのでしょうが、熟成しているのに溢れるような「ハリ」のある香り、というイメージです)。ワインアドヴォケイト最新号でパーカーポイント98点!というリリースされたばかりの「最高のシャンパン」です。うん、お誕生日が近いわたくし、自分で自分にカンパーーイ。しかし、この泡の繊細さと強さ。口の中でシュワシュワと広がり、作り手の自信と誇りを感じる迷いのない逸品です。1月に飲んだサロンよりインパクトあるかなあ。。。

お料理はアミューズで穴子のエスカベッシュ、前菜はフォアグラのムース、マンゴーソースサラダ仕立て。ホワイトアスパラのプレートや、珍しいうちわ海老を添えた春の山菜のベニエ(ふんわり軽いフリット)添え、これもトリュフがふんだんに。温製のフォアグラにはトリュフリゾットがどっさり。とにかくボリューム満点のお店です。

●ひみつのブル白の登場です。
ふくよか、まろやか、ミネラリー。そして、濃い、厚い、さりげない、けどどっしりしてる。そして何より香りです。うーん、これはこれは。たまりませんね、と白ワイン好き。銘柄を当てましょうということになり、出題者以外しばし黙考。スーパーブルゴーニュ、入手はそう超困難でもないけどレア、グランクリュではない、というヒント。ムルソーでしょう!いやシャサーニュ?コシュデュリ、ドーブネ?うーん、ラフォンのペリエールにしようか。期待を込めて、楽しむクイズです!そういいながらもクイクイ飲む飲む。おいひーーーーー。 Tくんが「ニーロン!」。 Eさんが「シャサーニュ・モンラッシェ!」。
出題者よりヒント「ヴィンテージは95です」。うーん、ヒントにならない。

正解「Chassagne-Montrachet 1er Cru Verges Niellon 1995」

そうか!そうだったのか!
グラスが空になっても、ますます香りが立ち上る。栗、栗、栗、栗、モンブラン。いいなあ。これ、好きです。

さてこれ以降は本日のメインの赤3本。とんでもないワインばかりのオンパレードです。

●ワクワクのドメーヌ・ルロア、シャンベルタン1992
いやあー、みなさま。すみません。すばらしいです、の一言。香りの花束。この優雅な華やかさといったらさすがです。香水のような、人工的とはちがうけど、つまり、香りのエッセンスが明確にカタチになっているとでもいうのか。香りフェチの私としては、うっとりです。味わいも香りそのまま。花束を飲み干すかのよう。

●ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネコンティ、ロマネ・サンヴィヴァン1985
どーんと色が変わります。どっしりと深く濃いルビー色。重みを感じます。香りにはアニマル系が感じられ、主催者による DRC4 ブランドの説明にうなづきつつ・・・各自じっくりと幸せをかみしめます。ロマネ・コンティの末の弟、といった感じのロマネ・サンヴィヴァン。飲み頃ではあるけれど、まだまだ若く、この先の熟成も楽しみです。

●いいんですか?飲んでも…アンリ・ジャイエ、ヴォーヌ・ロマネ、クロパラントウ1987
主催者に感謝。伝説の夢ワインです。ヴォーヌ・ロマネ村の一級畑は、レ・シュショ、マルコンソール、クロ・デレア。きらびやかではないけれど、重みがあって男性的。
まず注がれたテイスター、「はい、お願いします」といったものの、首をひねる。香り・・あまり・・・出てない!?しかし、ひとり、ふたりと注ぐうちに香りが立ち上ります。色もボトルの上、中、下と少しづつ違いがあります。もう少し前に抜栓して置いた方がいいのか、デカンタージュした方がいいのか。。。でも、どんな味わいも、どんなコンディションもチャレンジするというメンバーなので、上澄み○、中段○、中の下○、ボトル底○、オリ○とグラス毎に違うテイストを楽しんだのでした。

お料理はうなぎの赤ワインソース煮、ロニョン、青首鴨、常陸牛の大トロ、メジナとセレクトも組み合わせも豊富。

口直しは文旦のソルベでした。場所は表参道のアテスエにて。

■後日情報:NiellonのVergersは'98の収穫を最後にしばらくリリースされません。Vergersは平均樹齢60年を超える古木からなるもので、植え替えのためだそうです。(Jさん、情報、ありがとうございます)

飲んだ日 2003/2/21
スコア 20/19