P9
台 北
date
2/4-2/7


 

 

渡辺満里奈ちゃんの「たわわ台湾」以来女性たちに大人気の台湾に行きました。香港、北京、上海と行った私ですが、台湾ははじめて。目指すはティンタイフォンの小籠包と茶藝館。中国茶が何かとブームですが、香りを楽しみ、色を楽しみ、最後に味わうところは、ワインと同じ。順番だって香りの薄いものから、だんだんに濃いものへ、熟成の浅いものから長熟のものへと進んでいきます。セレモニーも、あれこれあって、歴史が長いだけ奥も深いです。

 

  

ひろみみ台北お茶修行、まずは茶問屋へ。友人の張ちゃんから品質も価格も合格!のお墨付きの「林華茶奉行」。創業117年の老舗。産地別、種類別、等級別に厳選された商品がドラム缶のようにどでかい茶缶に入っています。専門店らしく地味ですが格調高い。ありとあらゆるお茶がおいてあります。何種類かを購入。そして、「竹裏館」へ。お茶はもちろん、茶葉料理もポイント。人気のきれいなお店で、ちょっと女性好みに「東京ナイズ」されている・・。
ランチをかねて充実のお茶しました。

 

お食事
白豪蝦仁 300元 白豪烏龍茶風味で仕上げた海老炒め!おいしい!茶葉も入っています。
紅茶玉串 320元 椎茸の甘酸揚げ。抜群においしい!
半天筍肉糸 280元 ビンロウ樹の茎と豚肉の細切り炒め!薄味でおいしい!
竹筒飯 30元 竹の筒で蒸したご飯。
砂鍋海鮮 850元 蟹、海老、ナマコ、椎茸、白菜、アサリ、干エビ、枝豆、タコなどの煮込みスープ。最後にスープで暖まる。これ台湾の基本。

 

 

工夫茶というのが、ゆっくりとステップを踏んで、ていねいに味わっていく茶道。3種類を順番に行きました。茶杯と開香杯という2つの小さな茶器を使っていただきます。茶器も揃えたくなりますね。
1 阿里山金萱茶 阿里山でとれるういういしいミルクの香りの青茶 160元
2 武夷岩茶   武夷山でとれる発酵させた青茶 180元
3 遠年プーアール いわゆるビンテージ茶。1960年代の真っ黒な熟成茶 180元
  一煎目は土、ほこり、掘りたてのたけのこ、トリュフ。うわ〜、勘弁してよという味。
  二煎目は軽めにあげて、やさしいほこり、押入の香り。味わいは言ってみれば「複雑」。
  プーアールはタンニンが少ないので夜飲んでも、眠れないということがないので大丈夫とのこと。
  4-5煎は飲めますが、ここで降参。参りました。
食事もお茶受けもおいしい「竹裏館」でした。茶藝館はたくさんあります。翌日に行った「徳也茶喫」もいいですよ。

 

    

 

 

朝は豆乳と野菜まん。あつあつでおいしい。街は活気にあふれ、犬は走り回り、猫もたくましく生きてます。

テインタイフォンは NYタイムズが選ぶ世界の10のレストランに入るという超人気の店。いつも大変な混雑ぶりですが、お客さばきが徹底的に研究されていて、銀行のお待ちの人数よろしく、あと何人、あと何分後と指示されますが、それがぴたっと当たる、45分後といわれて45分後に行くと、はい、次の次です、どうぞとその予測はほとんど狂いがない。お見事。若いコックさんたちが、皮をこねる、丸める、具を包む、蒸かすと流れ作業で途切れることなく作り続けています。針しょうがと酢醤油でいただくあつあつの小龍包は舌の上でとろけます。

 

午後は台北から列車で30分ほどの陶磁器の街、鴬歌(インクゥ)へ。
60あまりの窯元と2000軒もの陶磁器の店があるといわれ、大都会の台北とは全く違う表情の、不思議に懐かしさの漂う家並みに心を奪われました。でも、ほこりと排気ガスで倒れそうにもなったけど・・・。
夜店と屋台は人の波。基隆(チーロン)の屋台、台北駅の裏の屋台もいいそうです。

 

 


 足つぼマッサージも占い横丁も行かれなかったけど、市場でカラスミを買って、桃の絵柄の茶碗を買って。短い台湾旅行、満足、満足。

 


 

 
アジアはやっぱりいいでしょう?