■ レジストリとは?

レジストリとは、WindowsOSの設定や情報を保存しておくデータベースであり、
コントロールパネルで設定した情報などを記録・保存しています。

Windows標準ツールであるレジストリエディタで開くと

・HKEY_CLASSES_ROOT
・HKEY_CURRENT_USER
・HKEY_LOCAL_MACHINE
・HKEY_USERS
・HKEY_CURRENT_CONFIG

という5つのキーに分かれ

・拡張子やアイコンの関連付けなどのファイル情報
・アプリケーションやコントロールパネルで設定したユーザ固有情報
・ドライバなどシステムやハードウェア情報

などWindowsを起動させるのに必要なさまざまな情報が書き込まれています。

■ ちょっと危険な…?レジストリ

上記に記したようにレジストリはWindowsを動作させるのに必要かつ重要なデータが保存されているため
誤ってレジストリキーを消したりしてしまうと最悪の場合Windowsが立ち上がらなくなってしまう
こともあるのであまり意味がわからない場合には『触らぬ神に祟りなし』

レジストリ編集は自己責任で!お願いします。

■ 使いこなせば快適環境

危険は伴うが、使いこなせばWindowsを快適に動作させたり、通常コントロールパネルなどに設定する
ところがないのに見た目を変えられたりと、自分好みのWindows環境を作り上げることができるように
なります。もちろん、フリーウェアや市販のツールでグラフィカルに設定できるものがありますが、
1つ2つの設定をしたいがために数千円もするツールを買うのはちょっと…
というときにでも参考にしてみてください。

■ レジストリを編集するには…

レジストリを編集するにはレジストリエディタを使用します。

@[スタート]→「ファイル名を指定して実行」で『regedit』と入力しEnterキーを押下すれば
レジストリエディタが起動します。




A該当するレジストリキーが無い場合は、ウィンドウ左側の作成したいキーの親にあたるキー上で右クリックし
「新規」→「キー」を選択して任意の名前に変更します。




B該当するレジストリデータの値が無い場合は、ウィンドウ左側でデータ値を作成したいキーを選んでおき
ウィンドウ右側の何もないところで右クリックし
「新規」→「<作成したいデータの種類>(文字列/バイナリ/DWORD値)」を選択して任意の名前に変更します。



C変更したレジストリを有効にするには、コンピュータを再起動するかログオフしてみてください。