Visual Studio 2008 SP1 新機能A

Windowsフォームアプリケーション開発における新機能。

【1】 Power Packs の追加

Visual Studio 2005 から「Visual Basic Power Packs」というオプションをインストールすることにより
Windowsフォームデザイナで線や矩形を描画できる機能が追加できましたが、SP1をインストールすることで
Power Packs の機能がインストールされます。



これで業務アプリケーションによく使われる線を容易にフォームに描画できます。

【2】 .NET Framework Client Profile

まだ.NET Framework がインストールされていないコンピュータにすべてのパッケージをインストールするには多くのライブラリのインストールが必要です。一般的なクライアントアプリケーションには不要なライブラリ(Webクラスなど)が含まれていない小さな.NET Frameworkパッケージのみがインストールされるようにする設定です。

アプリケーションのプロパティページで、[詳細コンパイルオプション]ダイアログに追加された
「クライアント専用 Framework サブセット」チェックボックスをOnにします。



 
同じ.NET Framework3.5対象のアプリケーションでも、Client Profile の対象外のライブラリは参照されなくなります。

これにより、アプリケーション発行時の必須コンポーネントに「Client Profile」を指定できるようになっているため、クライアントに最小限の .NET Framework をインストールするよう促すことができます。