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[650]自由が丘(2008/11/23)
[画像230x173(69.14KB)]
ACID PANDA CAFEで、イベント"Ritz-Party 2008"。

予想外の連発が結果的に功を奏した、と終わった今なら思います。
文句を言わず付き合っていただいたスタッフの皆様、本当に有り難うございます。
あと、いろいろ仕切らせた黒幕こと相方様、私の仕切りではああいうアットホームなパーティ感は出せなかった。次回も宜しくお願いします(あるのか?)。

ということで、ひとまず私のセットリスト。
各DJ/パフォーマンスの詳細は、後日オフィシャルに写真と共に掲載予定です。

【エマ審】
直前のアコースティックライブ(素晴らしかった!!)の流れにどうやって乗っかるか、或いは強引に梯子を外すのがいいのか、悩みに悩んだ直前の10分近くが個人的緊張のピーク(苦笑)。CDJによるDJも久々だったので、やりながら徐々に手順を確認していった感じです。

○VJ(全般)
 リッツ、沢口靖子にちなんだ画像、CM(海外含む)等の動画を
 スライドショーでお店のプラズマディスプレイに上映しました。

○CDJ(19:40〜20:30)
01.I Can See For Miles/Petra Haden["Sings:The Who Sell Out"]
来日(行ってないけど)の興奮覚めあらぬ中、アカペラによるThe Whoの
カバー。このアルバム、"The Who Sell Out"をジャケ写も含め丸々カバー
した変わり種です。

02.Pinball Wizard/The Who["Live at Leeds" Deluxe Edition]
本物もかけなきゃまずいだろう、ということで来日公演でも盛り上がった
(行ってないけど)"Tommy"メドレーから。
"Amazing Journey〜Sparks"とどっち使うか迷ったんですが、尺が足りない
&より有名という理由でこっちを。

03.あこがれの北新地/有山じゅんじと上田正樹
[「ぼちぼちいこか'08 フューチャリング くいだおれ太郎」]
関西ラグタイムブルース名盤として名高い「ぼちぼちいこか」再演盤から。
実は「買い物にでもいきまへんか」と選曲を間違ったのですが(苦笑)、
この作品なら正直どの曲でも良いですね(と言い訳)。

04.Hail To The Wrong/Chaka Khan["Funk This"]
昨年発表された傑作ファンクアルバムから。
アコースティックライブ⇒アカペラ⇒The Who⇒ファンクネスの発露、と
いう独自の概念しり取りを試みたのですが、気付いた人は誰も居ない
でしょう。。。

05.When I See You/Olu Dara and the Natchessippi band w/ Donald Harrison
["Goin' Home: A Tribute to Fats Domino"]
ファンク継続。
ファッツ・ドミノのトリビュート盤から、オル・ダラの脱力ファンク。
タジ・マハールに近い感覚ですが、こっちの方が不敵度が数段上です。

06.Dunu Kan/Issa Bagayogo["Mali Koura"]
名前は「イサ・バガヨゴ」と読むそう。アフリカの器楽奏者にして歌手。
アフロファンクとエレクトロニカの押しつけがましくない邂逅に、若干
ジャズの要素が含まれる、その塩梅がとても心地よいです。
16日のピーター・バラカン氏のイベントから調達(笑)。

07.Following Your Footprints/Terry Callier["Timepeace"]
テリー・キャリアー、トーキングラウドから発表された'97年の傑作から。
マイルス・デイヴィスのレパートリーで知られるウェイン・ショーター作
"Footprints"に歌詞を付けて歌っております。

08.新世界より/Guiro["Album"]
名古屋を中心に活動するバンド、ギロの傑作1stから。
この辺からお客さんの食いつきが良くなったのが嬉しかったっす(照)。
このアルバムも何をかけても良かったかも知れません。どれも名曲。

09.Lov/高野寛[Single"Lov"]
高野寛、久々のソロシングルから。
師匠の高橋幸宏率いるPupaで興味深かったのは、高野楽曲の何とも言えぬ
ポップセンスの健在でした。何となく懐かしくもあり、でも確実に新しい音。

10.Street To Go/Ya-To-i["The Essence of Pop-self"]
山本精一、岡田徹、伊藤俊治によるポップユニット'96年作から。
シェール"Believe"以降〜Perfume経由で一般化、というか昨今様々なかたちで
横行する通称「ロボ声」、オート・チューンによるエフェクト処理ですが、
こういうものもある、ということで。

11.O.K.Funky God/鈴木亜美 joins Buffalo Daughter[Single"O.K.Funky God"]
キリンジなど様々なアーティストとコラボレートした"joins"シリーズから。
(中田)ヤスタカも良いけどバッファロー・ドーターもね!!
篠原ともえなど意外にアイドル仕事(しかも名曲)多いんですよね(12に続く)。

12.ルルル片想い(BUFFALO DAUGHTER MIX)/吉川ひなの["I AM PINK"]
(続き)ということでバッファロー・ドーター、もうひとつのアイドル仕事。
シャズナのボーカルの前妻(酷い表現だ)による「おしゃべり魔女」的迷曲。
奇しくも藤井フミヤ(フミヤートにしてバイク王)とのコラボも同時に実現。

13.セニョリータ・マリア[麗人]/藤竜也[「Carnaval -饗宴-」]
個人的に、萩本欽一を超えるボッサー(ボサノヴァの使い手)は日本には居ない
と思っていたのですが。「職業=ダンディ」という帯の惹句も含めヤラれました。
Wikipediaの「現在、スポーツジム等で身体を作る俳優は多いが、藤竜也はその
先駆者とも言える。」という記述も納得、です。

14.MC/Herbie Hancock[「洪水」]
'75年のライブ・イン・ジャパンから、シメの前口上としてハービー本人による
日本語MC。ライブ盤ではこの後、名曲「バタフライ」に雪崩れ込みますが、
MCだけ使いたかったので編集でカット(鬼)。

15.ケアレス・ウィスパー/デューク・エイセス
["WONDERFUL TIME UK.YESTERDAY AND TODAY"]
名曲を美声で聴くとどうなるか?というお手本のようなカバー。
ワム!輪唱、あるいはジョージ・マイケル混声合唱団。
"Dance Again"を限りなく「ダンサゲン」(各母音にストレス)と発音する
ところは、西城秀樹「抱きしめてジルバ」へのオマージュとも言えるでしょう。

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16.永遠と書いてデイドリーム/小室哲哉[「マドモアゼル・モーツァルト」OST]
「小室ファミリー」乱造乱発が始まる直前の、この人の繊細な部分が良い形で
あらわれた楽曲だと思います(と、知ったようなことを書いてみる)。
何にせよ、小室が自分で歌った曲に外れなしという持論は崩れません。


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