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[22]テレビの(2004/02/15)
ザッピング途中、NHK「ハッチポッチステーション」にぶつかったので途中から観る。公開収録で大勢の子供を前にするグッチ祐三、子供に人気があるとは訊いていたが、目前で繰り広げられるネタ(敢えてこう呼ぶ)は、マーヴィン・ゲイの物真似で「山口さんちのツトム君」を歌うマホービン・ゲイ(秀逸!)とか、「ロコモーション」に「かもめの水兵さん」を絡めるグランド・ファンクラブ・レイルロードなどなど、子供は当然置いてけぼり、下手するとお父さんお母さんにも意味不明なものばかり(苦笑)。プラターズ「オンリー・ユー」や最後のビートルズメドレーに至っては、ネタ抜きの直球ストレート。凄いなあ。これで子供番組が、というか公録が成立している事実が(苦笑)。確かに親子共々盛り上がってるんだけど、多分盛り上がる基準が違ってるような気がするし(親父はビートルズ=知ってるという図式だけで何とかスイッチ入ってるし、子供は「グッチさん」という一種のキャラに狂喜している、とか)公共放送の業の深さといいますか、競争原理から外れるとこうも自由に番組が作れるのか、という部分に勝手に感服した次第。

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